2012年5月11〜20日   表紙へ ←前へ →次へ

 


2012.05.19(Sat)

■シンメトリー■

 今朝は風もなくほぼ完璧な水鏡。田んぼの土が見えてなかったら、逆さまにしても気づかないかもしれない。
 始発列車のキハ200。
 阿蘇でも朝10度以上と快適な季節になってきた。もっとも、昼間はもう夏の暑さ(^^;

内牧-市ノ川にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
50mm 1/640sec F6.3 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■毎日早起き■

 イエローDC125は朝一番の下り列車。こいつを撮影できるのは1日にこのワンチャンスだけなので早起きしないと撮ることができない。しかし、桜ツアーのペースに慣れて、目覚ましなしでも5時頃に起きてしまう体になってしまったので、そう苦でもない。なによりいい写真が撮れたら、そういう面倒くささが一気に吹き飛ぶ。
 水鏡に映った空の方が濃い青色だったので広く入れてみた。今日はもうこれで満足(笑)

市ノ川-内牧にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
45mm 1/1000sec F6.3 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 傾き補正,リサイズ,アンシャープマスク)

■帰りがけの駄賃■

 帰りがけ、と言ってもまだ0730。日食練習の時に2両編成だった列車を立野橋りょうで狙ってみた。遠くから駅を見たら練習の時と同じ黄色いMT3000が見えたので、2両編成だと思い込んでいた。
 実際に列車が来てみるとまさかのMT3000単行(笑) お陰でバランスが悪くなってしまったじゃないか…。手間を惜しまずちゃんと確認しましょう(^^;
 天気が下り坂で空に薄雲がかかってきたので撤収。

立野-長陽にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
45mm 1/640sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 +1/3EV,リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.18(Fri)

■イエロー再挑戦■

 ツアーに出る前はまだ日の出が遅く、始発の黄色いキハ125には日が当たらなかった。あれから7週間、そろそろどうだろうかということで再挑戦。
 結果、…ダメだった(笑) っていうかさ、カシミール3Dで確認できるのに、なんで調べる前に行っちゃうかな(^^;
 でもだいぶ日の出が早くなったので、スイッチバック地点には日が当たるようになった。視程はあまりよくなかったが、熊本空港がかろうじて見える。このアングル、他の列車だとイマイチなんだけど、黄色だといいね!

立野-赤水にて
K-5 + DA* 60-250mm F4 ED[IF] SDM
180mm 1/500sec F7.1 ISO 320
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■新レンズ投入■

 昨日、新しいレンズを購入した。と言っても、写真のプリントに行ったカメラのキタムラで、偶然発見した中古のFA 28-70mm F4 ALという標準ズームレンズ。最近お気に入りのF 35-70mm F3.5-4.5と比べるとフィルタ径が52mmで長さも長いのだが、何故かとっても軽量。レンズ入ってんの?と思うほど(笑)
 開放のF4だとかなりソフトな描写なのだが、5.6、8.0と絞ると別のレンズのようにシャキッとしてくる。F値でここまで変化するレンズは最近のレンズでは見かけない。ただ、F8.0まで絞ってもF35-70mmほどのキレはなかった。
 ただ、このように太陽を入れるといとも簡単に光芒を出すことができる。F5.6とかでも余裕で出る。ここまで光芒が簡単に出せるレンズを他に見たことがない! 光芒が8本は8枚羽。8枚羽というのも最近は見かけない。
 F4の芯があるのに色が綺麗に(?)にじむ描写もおもしろいし、こいつはイメージ写真撮る時に使えそう。おもしろいもの拾った。

立野-赤水にて
K-01 + FA 28-70mm F4 AL
28mm 1/80sec F16 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 ま、それでも及第点の写りはしてくれる。F35-70mmは逆光にてんで弱いのだが、こいつは少しマシみたい。
 山陰から太陽が顔を出し、棚田に朝がやってきた。キハ200。

立野-赤水にて
K-01 + FA 28-70mm F4 AL
70mm 1/400sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■田植え=水鏡■

 昨日に比べると風が弱く、少しは水鏡になっていたので、田植えが終わった田んぼを選んでチャレンジ。カーボン三脚は足をほぼ水平にまで開くことができるので、地面すれすれにカメラをセットして撮影。ライブビューでもこの高さだとかなりつらい。バリアングルだったらなぁ…。
 それでもちゃんと撮れたのでよかった。田んぼって稲が植えられると季節感があっていいよね。筆者が田園地帯出身だからか、なんかふるさとって感じがするし。

市ノ川-内牧にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
40mm 1/800sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■阿蘇火口へ■

 阿蘇駅から阿蘇の火口へと登る道の両側には放牧場が広がり、うまそうな牛がのんびりとくつろいでいる。天気もいいし、草も食べ放題だし、寝そべって食後の休憩だろうか。たまに道路に出てきちゃうのか、「牛馬注意」の看板がいっぱい立っている。
 火口まで車で上がれる道ができたので、ロープウェイを使うか車で行くか悩みながら登ったら、ガス規制で立入禁止だったでござる(^^; これで阿蘇火口入場確率は2/4。結構な頻度で立入禁止なのかもしれない。
 火山灰ソフトを食べて下山。黒いソフトクリームだが、もちろん本当に火山灰が入っているわけではなく、実は黒ごまソフト。

阿蘇山にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
70mm 1/1000sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげん■

 火口から南へ下って南阿蘇鉄道へ。日本一駅名の長い南阿蘇水の生まれる里白水高原駅に立ち寄った。他にも長い名前の駅がいくつかあり、律儀にちゃんと記載している時刻表に迷惑をかけている(^^;
 阿蘇五岳には含まれないが引けをとらない夜峰山(よみねさん)をバックにMT2003を水鏡でパチリ。阿蘇の南側を走っている南阿蘇鉄道は、簡単に阿蘇バックの写真が撮れ、景色もいいので、豊肥本線よりも撮り鉄向け。ちょっと運行本数少ないけど、列車待ちの時間は景色を堪能して欲しい。

阿蘇下田城ふれあい温泉-南阿蘇水の生まれる里白水高原(なげーよ!)にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
35mm 1/640sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■締めはやっぱり立野鉄橋■

 田んぼの水鏡もいいが、やっぱり外せない立野の鉄橋。昼間は逆光なのだが、早朝と夕方には側面に日が回るようになる。日が長くなる夏は夕方が狙い目。
 これは1520立野着の列車で、土休日だとトロッコ列車で運行される。ぎりぎり日は回らなかったが、真っ黒にはならずによい感じになった。この後の1640立野着の列車だとバリ順になるだろう。でも、朝から調子が悪かったお腹の具合が限界だったので帰宅(^^;

長陽-立野にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
50mm 1/640sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.17(Thu)

■日食練習■

 来週月曜日の金環日食に向け、今日は同じ時間に練習。最大食は07:22前後で、この時の太陽の高度が約25度。これだけ高いと普通に列車と絡ませるのが難しいので、鉄橋を見上げて撮ることにした。トレッスルの立野橋りょうなら、列車があまり見えなくてもシルエットが綺麗だろうという狙いだ。
 アングルはなんとかなりそうだったのだが、太陽の輪郭をちゃんと出そうとすると、太陽の直近以外はすべて真っ黒に…。いやー、そりゃそうだよなぁ。ちゃんとした日食の写真、太陽以外黒いもんねぇ(^^;
 RAWからおもいっきりコントラストを下げたら、なんとかシルエットだけ浮かび上がってきた。うーん、この大きさなら日食してるのがわかるかなぁ? なんとか撮れるかもしれないので、NDフィルタ用意してみるか。

立野-長陽にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
35mm 1/4000sec F22 ISO 100
RAW(SilkypixDSP 5.0 コントラスト,リサイズ,アンシャープマスク)

■新緑の阿蘇へ■

 桜ツアーから帰ってきたら阿蘇はすっかり初夏。灰色だった山も綺麗に緑におおわれた。雲がちょっと多めだったので、お気軽モードで阿蘇へ。
 以前たどり着けなかった鉄橋の逆側へ行ってみた。発電関係の施設は大部分橋脚の後ろに隠せるが、水門は隠しきれなかった。こちら側からだと2両でも入らないな。

立野-赤水にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/1250sec F6.3 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 阿蘇の乙姫地方ではようやく水田に水が入り、ちょうど田植えのシーズン。桜も遅かったし、乙姫の季節は半月ぐらい遅いかな。
 4月初旬は荒涼とした灰色だった外輪山には、綺麗な緑色の絨毯が広がっていた。真っ赤な九州横断特急キハ185が映える。

市ノ川-内牧にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
45mm 1/1250sec F6.3 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.16(Wed)

■A列車目撃■

 散髪と買い物のために大津の街を散策中、踏切に引っかかって待っているとA列車がやってきた。普段は熊本-三角を走っているのだが、回送ではないだろうから、何かの試運転だろうか。非電化区間まで入ってきたので恐らくスイッチバックを上がって阿蘇までは行ったんだろう。夏休みに向けて三角-阿蘇とか運行区間でも拡大するんだろうか?
 調子に乗って帽子もかぶらずにトレンクルで走り回ってたら、熱射病でダウンした(^^; もう夏ですな。

肥後大津-瀬田にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/640sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.13(Sun)

■旅の終わりは突然に 〜参宮線・近鉄山田線〜 ■

 朝一番で伊勢湾フェリー埠頭へ。しかし、あまりにも早すぎて誰もいない(^^; 併設されている道の駅に車を止めて暇をつぶしていたら、1台の車がフェリー乗り場の駐車場に並んだので、そのクルマの後ろに並んだ。なるほど、とにかく並んでおけばいいのか。
 水玉模様がかわいい伊勢湾フェリー。まだ始業前なので二隻が仲良く並んでいた。昔、船にもハマった時期があって、今でも結構ときめく(笑) 頭から入れて尻から出るので車を載せるのは楽チン。

伊良湖岬にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/800sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 伊良湖から鳥羽へ上陸。今まで離島に行くのにしか使っていなかったが、本土でもフェリーを使うと思わぬところでワープできる。渡るとすぐに参宮線なのでとても便利。
 参宮線で有名な撮影ポイントの湾内を渡る築堤に行ってみたら、陸側にフェンスがあった。参考にした昔の作例だとフェンスはなかったので、午後は陸側から撮るつもりだったのだが無理のようだ。
 ぎりぎり順光となる時間にやってきたのはキハ11。おお、これはひさしぶりにお会いしましたなぁ。三セクみたいな列車で、高山線で初めて見た時から好きな車両だ。フェンスはあるけど、それでも良いポイントには違いない。

池ノ内シーサイド-鳥羽にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
50mm 1/1000sec F6.3 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 初めての路線ではとにかく地図で鉄橋を見つけては行ってみる。一通り下見してから、一番いい感じだった俯瞰できる鉄橋へ。最初はある程度望遠で抜くつもりだったのだが、天気も景色も良かったのでどんどん引いてしまった(^^; 参宮線にはほとんど電柱がないのもいい。…車両制御装置未導入?

二見浦-松下にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/800sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 こちらはキハ75の快速みえ。よくよく見たらここってJR東海のエリアなんだよね。このキハ75もそうだが、JR東海の気動車って他社にはない形式のが結構ある。ただ、デザインがJR東海っぽく、電車みたい(^^;

二見浦-松下にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/1000sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 傾き補正,リサイズ,アンシャープマスク)
 参宮線とほぼ並行して近鉄山田線が走っている。せっかくだから近鉄の鉄橋も撮影してみようってんで宮川橋りょうへ。すぐ上流にはJRの鉄橋もあって列車を見ることができる。
 撮影時はずっと名鉄だと思っていたのだが、赤くないし車両も名鉄とは雰囲気が違う。この黄土色を見てようやく近鉄だと気づく。よく考えてみると、近鉄の車両を撮影するのは初めてだなぁ。
 これは30000系ビスタEXという特急列車。最初、なんか他のダブルデッカー車両と無理矢理組み合わせた編成かと思ったが、ボディのラインがちゃんとつながっているので、れっきとした正規の編成。それにしても近鉄は列車の本数がとても多い!
 夕方になると曇ってきて、明日、明後日は天気が今ひとつらしい。木曜日までに帰る予定だったが、予定を繰り上げてここで切り上げることにした。最後の撮影が電車ってのは筆者らしくなく、いまひとつ締まりにかけるが…。今回の旅ではまだまだ全国のほんの一部の路線を回ったに過ぎず、1年やそこらでは到底回りきれるものではない。旅の終わりが新たな旅の始まりだ。ネバーエンディングジャーニー!

宮町-小俣にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/1000sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 傾き補正,トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.12(Sat)

■ワンダバ天浜線 〜天竜浜名湖鉄道・豊橋鉄道〜 ■

 昨日のうちに渥美半島の田原まで移動し、今日はそこから豊橋鉄道を制覇しつつ、天浜線に戻って転車台と扇状車庫を見学するという、乗り鉄ツアー。チャリは置いてきたので、久しぶりに身軽だ。
 三河田原駅から乗車したのは元東急電鉄の7200系という車両で、今は1800系と呼ばれている車両。昭和42年製造という銘板がついており、なかなかの古参だ。標準色は赤なのだが、これは菜の花という相性のついた黄色の特別塗装車。この他に青い特別塗装車も見かけた。

三河田原駅にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/800sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 車庫見学の時間にはまだ早いのでフルーツパーク駅で途中下車。駅のすぐ近くに鉄橋があったというだけの理由だ。いや、それで十分なんだが(笑)
 穏やかな流れの川で、綺麗に水鏡になった。見事な青空が水に映ってさらに青さを増す。

フルーツパーク-都田にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/800sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 みかん畑のみかんに花が咲いているのを発見。みかんの花って初めて見た。実家の隣の家にもみかんの木があったはずなのだが、どういうわけか花が咲いている姿を思い出せない。あの頃は花よりもアゲハチョウの幼虫に夢中だったからか?(笑)
 鉄橋が目当てだったのだが、予定を変更してみかんの花を絡めてパチリ。1本目はみかんの花にピントを合わせたのだが納得がいかず、もう一本後の列車まで待ってしまった。

都田-フルーツパークにて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/1250sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 こちらが件の失敗(?)ショット、…をトリミングしたもの。花を主題にするなら列車は一部分だけ入れるにとどめたほうが落ち着く気がする。
 みかんの花を載せたかったので救済してみた。

都田-フルーツパークにて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/800sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)
 見学ツアーは日に2回、1040〜と1340〜。予約は不要で料金は100円。ただし、列車を利用しない場合は200円となる。SL時代からほとんど変わっていない構内を見学できることを考えれば破格と言っていいだろう。
 駅員さんの案内でSL時代の給水塔や宿舎を見学しつつ転車台へ。電動に改造された転車台ではTH2100形を載せてグルグル回してくれた。天浜線フェスタでは客を乗せたまま回すらしいので、機会のある方はぜひ回されてみてはどうだろう?(笑)
 扇状車庫は番号が振ってあって、すごくワンダバだった(笑) 1号のところは鉄道博物館になっていて、タブレットとかいろいろ置いてある。保存状態がよく、タブレットの機械や電話は完動状態だった。新山口の扇状車庫もこういう見学会を開いてくれるといいのになぁ。

天竜二俣駅にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/1000sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 すぐ近くの公園にはキハ20の443号機とナハネ20-347が地元の有志によって静態保存されている。定期的に清掃が行われ、ぼろぼろな塗装の修復が進んでいた。全国的に見てもここまで綺麗に保存されている列車は多くない。保存会の方に感謝。ちなみに国鉄時代の懐かしい黄緑色のコンテナも綺麗に塗装されて保存されている。

天竜二俣駅付近にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/640sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 天浜線にはSL時代からの古い設備がそのまま残っており、駅舎やプラットホームなどが多く登録有形文化財に指定されている。この気賀駅もそんな文化財のひとつ。だが途中下車した理由は駅舎にテナントとして入っているラーメン屋に行くため(笑) 天浜線ではラーメン屋や蕎麦屋や喫茶店がテナントとして駅舎に入っており、乗り鉄して食べ歩くのも楽しい。
 清掃も行き届いており、こうして花も置かれている。やはり三セクが生き残るためには地元の理解と協力が必要不可欠だと思う。

気賀駅にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/1000sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)
 ラーメンを食べてお腹いっぱい。ここのラーメンは茹で具合が絶妙な味玉が絶品だった。え?それってラーメンの褒め言葉じゃない? いや、でもホント、芸術品といってもいいぐらいうまい味玉だった。
 で、これが登録有形文化財のプラットホーム。昭和13年築とのこと。お寺でも神社でもないのに、畏怖の念が湧いて来るような立派な建築物だ。

気賀駅にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
40mm 1/800sec F6.3 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 青空とそれを映す浜名湖にみかん畑。まさに天浜線という感じの1枚は
浜名湖俯瞰の撮れる寸座駅での1枚。列車を降りて発車を撮ろうと走りながら撮ったのだが、なんか奇跡的にすごく良い感じに撮れた。午前中、ミカンの花と絡ませたくて、あーだこーだと工夫してもダメだったのに、偶然いいのが撮れるとか…。ま、全部うまく撮れないよりは偶然でも撮れる方がいい!

寸座駅にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/2000sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 昨日は日没コールド寸前だったので、今日はもう少し早い時間に登ってみた。ピーカンですごい視程がよかったので、浜松のアクトタワーまではっきり見えた。思わず広角で全部入りを撮影。右奥にパルパルの観覧車、その手前の橋は東名高速、左に養殖いかだ、左奥にアクトタワー、車両は臨時列車で走っていたカラオケ列車のTH9200。16:9でトリミングした。
 今回、天浜線をいろいろ回ってこの路線がとても好きになった。ぜひまた訪れたい。

寸座-西気賀にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/640sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.11(Fri)

■飯田線の名物鉄橋 〜飯田線・天竜浜名湖鉄道〜 ■

 今日からまた旅に復帰。飯田線にある有名な鉄橋を見に行く。途中で秋葉ダムという看板を見かけて、最近流行っているっぽい名前が気になって寄り道してみた(笑)
 普通の重力式コンクリートダムだが、手前に歩行者専用の細い吊り橋がかかっており、これが結構長くて高い。写真はその橋の上から撮ったものだが、撮影に気を取られていると落ちそうな気がして恐い。

秋葉ダムにて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/50sec F7.1 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 狭い山道を走り、ようやく飯田線と並走する区間に出た。合流地点にすぐに鉄橋を見つけたので、朝一番はここで撮ることにした。川に降りる道を探していたら、吊り橋を見つけた。ダムのところにあった吊り橋は金属だったが、この吊り橋は木製。高さは全然ないのだが、年季が入っていてちょっと腐りかけているのでダムの橋よりもある意味怖かった(^^;
 この春に119系が引退してしまったのは残念だが、このような山川線に電車が走っているという意味では貴重な飯田線。気動車好きの筆者だが、飯田線はお気に入りの路線だ。
 朝の光線で谷に陰影ができていい感じに撮れた。

相月-佐久間にて
K-5 + F 35-70mm F3.5-4.5
40mm 1/640sec F6.3 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 これがお目当ての第6水窪鉄橋。トンネルで抜ける予定だったが、断層があってうまくいかなかったので、無理矢理鉄橋で山を迂回したという珍しい鉄橋。ここまでカーブしている鉄橋はそうはないし、川を2回渡って結局同じ側に戻っている。
 東海道線でいくらでも見られる313系。車両はちょっと味気なくなってしまったが、存続していることが大事なので313系でも応援しよう。
 ポイントに着くなりやってきてしまって、慌てて撮ったので構図がメチャクチャ。午後、順光になってからも撮ったのだが、雲が出てきてしまっていまいちだった。なので午前中のやつを。

向市場-城西にて
K-5 + F 35-70mm F3.5-4.5
70mm 1/640sec F5.6 ISO 320
JPEG(SilkypixDSP 5.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)
 本命は鉄橋だったのだが、むしろこっちからの構図が良い感じだった。これで気動車で架線柱がなかったらいいのに…。ちょうど茶摘みの時期のようで、新緑の葉っぱをみんなで摘んでいた。ここらの畑は機械化されておらず手摘みだった。

向市場-城西にて
K-5 + F 35-70mm F3.5-4.5
45mm 1/500sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 佐久間へ行って飯田線づたいに豊橋に抜けようと思ったら、道が全面通行止めだったので、また浜松に戻ってきてしまった。
 立ち寄った天竜二俣駅で天浜線のパンフレットや車庫見学のチラシをゲット。パンフレットに載っていた浜名湖俯瞰ポイントに登ってみた。三脚を立てて準備万端列車待ちをしていたら、列車が通過する寸前に線路が山の影に入ってしまって慌てて日の当たるところで構図を作りなおした。三脚立ててるけど、全部のネジを緩めて手持ちみたいな状態で撮影している。列車が端っこになってしまったが、夕日がちゃんと当たっているので、むしろここに置いて正解だったかも。このポイントは電線がちょっとうるさいが、浜名湖が綺麗でなかなかいいところだ。
 明日はフェリーで鳥羽に渡ろうと思っていたけど、天浜線の転車台と扇状車庫の見学をしたいので、また天浜線です。ただ、明日は乗り鉄です。

西気賀-寸座にて
K-5 + F 35-70mm F3.5-4.5
40mm 1/400sec F8.0 ISO 320
JPEG(SilkypixDSP 5.0 傾き補正,リサイズ,アンシャープマスク)