2012年5月1〜10日   表紙へ ←前へ →次へ

 


2012.05.10(Thu)

■お仕事後の撮り鉄 〜天竜浜名湖鉄道〜 ■

 予定通り仕事が完了したので、また天竜川の鉄橋で天浜線を撮影。一昨日の朝、地元の鉄ちゃんがちょっとした丘の上からこの鉄橋を狙っていた。登り口を見つけて登ってみたが、割と普通の風景だった。ちょっと前まで神社だったような感じのところだ。
 ちょっと遅れてきて日が沈んでしまうのではないかとヒヤヒヤしながら撮影。よくありがちなアングルだが、夕日があたっていい雰囲気が出た。

二俣本町-西鹿島にて
K-01 + DA* 60-250mm F4 ED[IF] SDM
170mm 1/400sec F5.0 ISO 640
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.08(Tue)

■お仕事前の撮り鉄 〜天竜浜名湖鉄道〜 ■

 今日から3日間はお仕事。今日の仕事は10時からなので、始発列車の撮影に行く。晴れて朝日が期待できそうだ。天浜線の始発は日の出よりもだいぶ遅く、6時。日が高いところまで昇ってしまって絡ませづらいが、縦構図でなんとか納めた。絞り羽が6枚だと、絞ると綺麗に6方向に光芒が伸びる。これだから6枚羽はやめられない。

二俣本町-西鹿島にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
35mm 1/640sec F22 ISO 200
RAW(SilkypixDSP 5.0 色温度,リサイズ,アンシャープマスク)
 昨日の夕日とほぼ同じアングルでの1枚。なんか特別車両が来たりしたが…。TH9200。日が当たっているとかなり違う印象になる。

二俣本町-西鹿島にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/1000sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 また特別塗装の車両が来た。TH3501。先ほどのTH9200は車両は通常のものと一緒だったが、TH3501はライトの位置などが異なる。他の3セクの車両と同様に、四角ライトが下部に付いているタイプ。レトロっぽい塗装だ。天浜線の普通の塗装が結構好きなのだが、それが来ないというね…(^^; ま、こういう日もある。…こんなのばっかりという気もする(^^;
 朝のラッシュアワー撮影後、仕事に行く。仕事前にこれだけいろいろ撮れたら満足だ。

二俣本町-西鹿島にて
K-01 + DA* 60-250mm F4 ED[IF] SDM
250mm 1/500sec F5.6 ISO 320
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.07(Mon)

■ワープ完了 〜天竜浜名湖鉄道〜 ■

 岩手県から静岡県の浜松まで高速道路でワープ! 久しぶりに首都高を通ったけど、相変わらず田舎者にはドキドキの分岐ですなぁ。選択を誤ると即ゲームオーバーというできの悪いアドベンチャーゲームのようだ。
 話の種に新東名を通ったら、ちょうど天竜浜名湖鉄道の天竜川の鉄橋の近くにICがあった。ちなみにその手前のICは大井川鉄道に直近。鉄には便利な道路ですな。かなり山のほうを通っているので富士山が大きく見えたり、お茶畑が綺麗だったり、SAもできたばかりで綺麗だし、一般人にもオススメできる。
 夕方になって太陽が雲に入ってしまったので、空の入らない構図にして、もこもこの新緑と一緒にパチリ。天浜線のTH2000はライトが四角の2連なのに上に付いていて、ちょっと珍しいんじゃなかろうか。顔がかわいい車両だ。

二俣本町-西鹿島にて
K-01 + DA* 60-250mm F4 ED[IF] SDM
170mm 1/400sec F5.0 ISO 1000
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 曇ってるから撤収しようかなと思った途端、雲が消えて夕焼けタイムになった。もちろん撤収する気なんて吹っ飛んで、本気モードに。列車も連続して来る時間帯だったので、なんとか夕日と絡めることができた。このショット、夕日が沈んでしまうんじゃないかとヒヤヒヤしながらシャッターを切った。もう一週間ぐらい遅いといいかも。
 後ろの国道の鉄橋が吊り橋とトラス橋を足して2で割ったような変わった構造で、水鏡にしたら美しかった。この写真では脇役に回ってもらったけど、鉄橋としては列車の鉄橋よりも興味深い。ダブル鉄橋+夕焼けで、筆者としてはかなり満足の一枚。

二俣本町-西鹿島にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/500sec F5.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 夕焼け設定,リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.06(Sun)

■春なのにお別れです 〜岩泉線・山田線〜 ■

 今日は廃止が決まってしまった岩泉線。レールがあるうちに訪れておこうということで、岩泉駅から逆に辿る。岩泉線は大好きな路線で、今でもケータイやPSPの壁紙は岩泉駅のキハ52を使っている。筆者がローカル単線を好きになった原点が岩泉線だ。何かの雑誌で秘境駅中の秘境駅である押角駅が紹介されていて、どんなものか一度降りてみようと訪れた。それ以後、ローカル線が大好きになり、キハ52が好きになった。
 土砂崩れの被害にあい、復旧されないままバス代行、そして廃線が決まった。車で各駅、各撮影ポイントを辿る。いろいろな思い出が蘇ってきて切なくなってきてしまった。ある列車や路線が廃止になるのと同時に鉄からも引退する人がいるが、その人の気持ちがちょっとわかった気がした。
 この押角の大俯瞰も何度か訪れたが、一番よさそうなこの新緑の季節と、なにより紅葉の季節に訪れることができなかったのが悔やまれる。

岩手大川-押角にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
70mm 1/200sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 コントラスト,リサイズ,アンシャープマスク)
 これが押角駅。秘境駅中の秘境駅、キング・オブ秘境駅である。駅へ出入りするためには仮設橋のような単管で組んだ一本橋を渡る必要がある。木製のホームもここに半永久的に駅を設置する意志がないように見える。いや、駅を利用すること自体が想定されていないようにも見える。ほんと、なぜここに駅があるのか意味不明だ。だがそれがいい!(笑)
 この駅で乗降する客は間違い無く鉄ちゃんであり、かく言う筆者も何度かここで乗降している。岩泉線では岩泉駅と並んで思い出深い駅だ。
 岩泉線で撮影した景色、そして撮影できなかった景色。乗った列車、撮った列車。降りた駅、降りなかった駅。この記憶はもう更新されることなく思い出となる。ありがとう、そしてさようなら岩泉線。

押角駅にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/200sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 岩泉線を始点の茂市駅まで辿り、気持ちを切り替えて山田線の撮影へ。岩泉線がなくなっても日本にはまだまだステキな路線はいっぱいある。それらもいつか災害にあったり廃止になったりするかもしれない。ならば元気に走っている列車を存分に楽しむべきだろう。
 山田線はまともに撮影したことがなかったので、国道沿いにポイントを探す。が、鉄橋がいっぱいで嬉しい悲鳴(笑) 今日のメインイベントのキハ58改kenji編成のさんりくトレインを緑萌える鉄橋で撮影した。平泉が世界文化遺産に登録されたので、その記念塗装になっている。
 写真からはわからないが、実は空は真っ黒な雲におおわれていて、このあと雷雨になった。ギリギリセーフの1枚。

陸中川井-腹帯にて
K-5 + DA* 60-250mm F4 ED[IF] SDM
80mm 1/400sec F5.6 ISO 320
RAW(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.05(Sat)

■走れ、さんてつ!特別イベント 〜三陸鉄道北リアス線〜 ■

 雨は上がったが、すごい雲。さらに橋まで行ってみたらすごい霧(^^;
 昨日の夕方にこの橋をロケハンしたのだが、その時もすごい霧だった。ここは霧が出やすい場所なのかもしれない。
 今朝は昨日よりもマシで列車が見えそうだったので、頑張って撮影。時間とともに霧が晴れていき、無事に列車を撮ることができた。拡大してみてみると後ろの車両は回送幕を出している。ちなみに三陸鉄道の車両は36形というのだが、これは「さんりく」の語呂合わせ。

堀内-白井海岸にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
35mm 1/640sec F5.6 ISO 500
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 逆方向の始発列車は先ほど後ろについていた車両だった。霧に続いて雲が晴れていく。微妙な光線状態のほうが印象的な写真になることが多い気がする。撮影は自然との戦いであり、また共同作業でもある。


白井海岸-堀内にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
35mm 1/800sec F6.3 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 昨日乗り鉄した時に気になっていた白井海岸駅。前後がトンネルで跨道橋上に駅がある。駅の出入口の階段がホームの端っこ、トンネルの出入り口付近にあるため、ワンマン列車は列車の半分がトンネルに入った状態で停車する。駅がトンネルの中というのを除けば、トンネルの中で駅停車というのは珍しい。
 車で行こうとしたら駅への入り口がわかりづらくて難儀した。後で聞いたら秘境度は低いながらも秘境駅に認定されているという。三陸鉄道は1時間に1本程度の本数を確保しているため、秘境度が低いのは誇るべき事だ。

堀内-白井海岸にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/500sec F5.0 ISO 800
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 昨日見学した中井氏の写真展の特別イベントに参加。旅程が流動的だったので事前予約しなかったのだが、昨日ダメ元で聞いてみたら参加枠があったので飛び込んでみた。
 レトロ列車の36-600形を借りきって、久慈-田野畑を往復し、その後車両基地の見学というコース。内容はトークショーやら撮影ポイントの紹介、サイン会等々。こういうイベントは初めて参加したのだが、中井氏のキャラクターのおかげか、ほのぼのとしたハイキングみたいで楽しめた。列車に乗ったまま基地へ突入とか、司令室に乱入とか、連結シーンに肉薄など、三鉄の方々のサービスもすごかった。
 写真は基地で連結するレトロ列車とキットカットのキットずっと号。

久慈車両基地にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/800sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 田野畑駅での折り返し時間に、海の側にある通称「三鉄水門」まで散策。一見無事に見えるが、ガラスは割れ、ドアはひしゃげ、津波に飲み込まれた傷跡が残っている。奥に見える集落も下段の家々は津波に飲まれ、現在は更地になっていた。
 現地に来るまでは大槌町のように全て流されてしまったように思い込んでいたが、斜面にある集落では被害は限定的だったようだ。三陸鉄道は過去の津波の経験から高い場所に建設されているのだが、それでも今回の津波で被害を受けた。想定外は起こりうるという事を心に刻む必要がある。

田野畑駅付近にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
35mm 1/640sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 貸切列車は復路でJRから乗り入れてきたリゾートうみねこと列車交換があった。この列車のリニューアルデビューも地震の影響で遅れたが、八戸線、三陸鉄道の復旧に合わせて本来のリゾートトレインとして活躍が始まった。頑張って復旧を牽引して欲しい。

野田玉川駅にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
50mm 1/1000sec F5.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 イベント終了後、北リアス線で屈指の撮影ポイント、大沢橋りょうで車庫で見た列車を撮影。晴れて朝とはまるで違う印象。
 昨日はレトロ列車の1両だけだったのだが、今日は増結されて2両。しかもこの組み合わせはレアかもしれない。列車は停車しての太平洋の展望サービス中。いっぱい撮影できて助かる(笑)
 撮影後、列車に手を振ったら沢山の人が手を振り返してくれた。列車の旅は人を和やかにする。

堀内-白井海岸にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/500sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.04(Fri)

■一歩ずつ前へ 〜三陸鉄道北リアス線〜 ■

 昨晩は車が揺れるほどの風と叩きつける雨の音の中で爆睡(笑) 我ながら呆れるね。天気が悪く撮影どころではないので、八戸線をなぞって蕪島(かぶじま)へ。海に突き出た丘のような蕪島が神社になっていて、ここ全体がうみねこの営巣地になっている。島と言いつつ余裕で地続きで人間もひっきりなしに訪れるのだが、足の踏み場もないぐらいうみねこがいる。上野の鳩並(笑) 写真で白く見えるのは全部うみねこ。

蕪島にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
35mm 1/160sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 フェンスで仕切られた先はもちろん、人間が出入りする神社のエリアにも巣があり、このように絶賛繁殖中だった(笑) 近づいても逃げないほど人に無警戒。猫とか来ないんだろうか?

蕪島にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
70mm 1/125sec F5.6 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 風雨で撮影どころではないので、沿線を見学しながら久慈まで移動。もう海っペリは波浪警報出ててやばかった。
 久慈で一日一鉄の中井精也氏による写真展を見て、同じ撮影ポイントにいても、このアングルでは撮れないなといろいろ関心。さらに道の駅でやっていた松本忠氏の列車イラスト展、復興写真展を見学。ビフォアーアフターで比較されてた復興写真展は災害の凄さと酷さをまざまざと見せてくれた。
 あれから1年以上経ち、三陸鉄道北リアス線は久慈-田野畑までが部分復旧し、JR八戸線からリゾートうみねこも乗り入れを始めた。三鉄の応援も兼ねて往復乗車。途中の車窓からは、津波の傷跡や瓦礫の山なんかも見えるんだけど、真新しいレールと枕木が復興を感じさせてくれた。

久慈駅にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
50mm 1/1000sec F5.6 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 夕方になっても天気は回復せず、雨でも関係のない鉱山を見に行く。マリンローズパーク野田玉川というマンガンの鉱山だ。マンガン鉱山が日本にあるとは思わなかった。坑道をそのまま使い、採掘の様子を再現したり、鉱石を展示していた。非常にレベルの高い展示で、かなりマニアックな鉱石ファンでも、いや、マニアックな人ほど満足できるんではないだろうか。年中10℃という坑道の中を2時間もかけて見学したので、すっかり凍えてしまったが(^^;
 鉱石搬出に使うバッテリー機関車をおもわず鉄構図で撮影。これも立派な鉄道写真?
 それにしても観光地なのに人が全然いない。筆者のチョイスがマニアックすぎるのか? 道の駅くじはちょっと混んでたけど、GWであることを考えると、まだまだ観光客は戻っていないのだろう。

マリンローズパーク野田玉川にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/4sec F5.0 ISO 3200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.03(Thu)

■いよいよ折り返し 〜青森空港・八甲田丸〜 ■

 今日は雨。朝はそれほどでもなかったが、時間とともに風雨が強まる。今日は普通(?)の観光旅行最終日。青森市内で雨にあまり影響されないところを回った。GWなのであちこちで物産展をしていた。
 お昼ごはんを食べに青森空港へ行き、どっちがついでだかわからないが撮影を。個人的に一番の目当てはFDAで、降りてくるところと、ちょっと待って離陸するところまで撮影した。オレンジ色が鮮やかなFDAの5号機。

青森空港にて
K-01 + DA* 60-250mm F4 ED[IF] SDM
200mm 1/1000sec F5.6 ISO 500
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 青森に行ったら必ず寄ることにしている八甲田丸。青森自体4年以上来ていなかったので、八甲田丸の展示がだいぶ変わっていた。この煙突展望台にも初めて登った。GWなので鯉のぼりが吊るされており、強風で大はしゃぎで泳いでいた。
 新青森駅でグランクラスに乗り込む友人を見送り、またひとり撮り鉄の旅の再開。 本州最北端の大間崎も行ったので、ここからは折り返して熊本まで戻ります。

八甲田丸にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/1250sec F5.6 ISO 500
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.02(Wed)

■やってきました最北端 〜大間崎・恐山〜 ■

 昨日むつ市で飲み過ぎて二日酔い。体調不良を押して大間崎へ。ここが本州最北端、あれに見えるが北の大地北海道! となるはずだったのだが、濃霧のため北海道なんてかけらも見えなかった(^^;
 本州最北端の飯屋でマグロ丼をいただく。大間はマグロ一本釣りで有名だが、このマグロは長崎県から取り寄せたらしい(笑) いや、この時期、大間でマグロはとれないんだってさ。

大間崎にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/50sec F5.6 ISO 320
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 恐山は日本三大霊場のひとつ。あと2つは高野山と比叡山だというから、結構すごい。箱根の地獄谷みたいな風景が境内の中にある。前に来た時は狭くてショボイと思ったのだが、今回その認識を改めた。なかなかよいところであります。
 強酸性の湖、宇曽利湖と恐山の外輪山。
 交通安全のお守りを買って、旅の安全を祈った。

恐山にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/800sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2012.05.01(Tue)

■たまには観光も 〜八戸線・八戸臨海鉄道・尻屋崎〜 ■

 友人を迎えに八戸駅へ…、の前に八戸線と八戸臨海鉄道を撮影に行く(笑)
 2年ほど前に来た時、八戸線を撮っていたら貨物列車が走っているのが見えた。その時は貨物線と八戸線の分岐点の先にある鉄橋にいたので撮影できず、ちょっと悔しい思いをした。
 今回はそのリベンジ。八戸臨海鉄道のDD56牽引の貨物列車。瞳のつぶらな青い機関車が、色の揃ったコンテナを牽いてコトコトとゆっくりと通過していった。 手前が八戸線の線路で、並走はしているが線路は別になっている。

八戸-長苗代にて
K-01 + F 35-70mm F3.5-4.5
40mm 1/800sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 こちらは手前の線路の八戸線。震災の被害を受けて運休していたが、つい先日全線で復旧を果たした。災害で不通となったまま廃止される路線があるなかで、JRにとっては盲腸線であるこの八戸線が復旧したことは奇跡的といえる。八戸線が復旧すればそれに接続する三陸鉄道にも呼び水になるので、JR東日本ならではの震災復興支援なのかもしれない。
 キハ40と48の混成3両編成。エアコン非搭載で、昔ながらのフォルムを保っている。それにしても、3両ともトイレ付きとは贅沢だ(笑)
 撮影はここで切り上げ、友人を迎えに八戸駅へ向かう。

八戸-長苗代にて
K-01 + DA* 60-250mm F4 ED[IF] SDM
88mm 1/1000sec F6.3 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 友人と合流して下北半島を北上する。途中、大湊線を撮影しようと企んでいたのだが、菜の花がぜんぜん咲いていなくて断念。
 大間崎よりも知名度は低いが、個人的には北の果てという雰囲気はこちらが上と思っている尻屋崎へ。岬に白い灯台という絵に描いたような端っこ。そして周りにはでっかい寒立馬が一心不乱に草を食べていた。人間をまったく気にしないのでかなり近くまで行けるが、体当りされたり蹴飛ばされたりしたらイチコロなので触らないように。以前来た時には数が少なかったのだが、だいぶ増えていた。

尻屋崎にて
K-01 + DA 21mm F3.2 AL Limited
21mm 1/800sec F6.3 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)