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鋼の翼に夢とロマンを乗せて飛び立つ巨体。深い青い空間は宇宙に最も近い場所。 知らない場所、初めての街、さまざまな出会いが空の向こうにある。 シャレてる暇はない。さあ、出発の時間だ! |
X-08号 2004.12.25 |
12/25(土) 八王子〜新大阪〜伊丹空港〜新大阪〜八王子
周りの人間が飛行機に取り憑かれ、その影響ですっかり飛行機にもはまった筆者。成田空港に続いて、国内有数のヒコーキの撮影ポイントのある伊丹空港に行ってみたくなった。んじゃ、行ってみよう
思い立ったが吉日。さっそく行く手段を考えて切符を取る。行き先は空港なので飛行機で行けばいきなり目的地なのだが、有名な千里川の土手は空港ターミナルからはかなりの距離があり、レンタルチャリで行くのがよいらしい。このレンタルチャリ屋は空港からすぐ近くの阪急線の駅にあるのだが、どうせ駅に行くなら鉄道で行きたくなるというのが人情…もとい「てつ」の性だ
うちは八王子なので羽田までの交通費を考えると、飛行機で行っても新幹線で行っても値段は大差ない。前日でもあるし、飛行機の切符は取るのが面倒だし、飛行機の乗る前のチェックがあまり好きではない。国内線ぐらいぱっと乗せてくれてもよさそうな物だぉ
というわけで、鉄道で行く納得のいく言い訳ができたら、次は時刻表を調べる。目的地にはなるべく早く着く方が望ましいが、前日の金曜日に特別列車を撮影しなければならないため、何も始発でなくてもいいだろ。と思って時刻表をめくっていたのだが、横浜線の始発が新横浜駅で「のぞみ1号」に接続することが分かり、さらにのぞみ1号の列車番号が「1A」とトップ番号なのに気づいてしまい、さらにそれが500系とか書いてあると、是が非でも乗りたくなってくる。いやのぞみも500系も何度も乗ったことあるのだが、1Aの列車には乗っておかなければならない、いや、乗る!って感じである。ダメだ…もう完全に「てつ」が染みついてる…
ってなわけで、前日というか当日の金曜日2445八王子着発のムーンライト信州を撮影し、帰宅後風呂やら撮影準備などをして、寝ることなく出発するという、例のごとく強行軍となった。我ながら、無理して撮らなくてもいいじゃんとも思うのだが、旧あさま色の189系が来るとなれば、行かなきゃダメだろとも思うわけで…。撮りに行く元気があるのはいいことなのか悪いことなのか(^^;
いつものように前置きが長くなってしまったが、いざ出発。横浜線の始発は0500ぐらいなので中央線は始発でなくともよいのだが、早めに準備が終わってしまったので、駅に行ってみたら始発に間に合ってしまった。夜明け前の八王子駅を撮影して暇を潰して横浜線の始発で新横浜へ。ここから500系ののぞみ1号で新大阪、JR京都線で大阪駅、隣接している梅田駅まで歩いて阪急電鉄宝塚線で伊丹空港にほど近い岡町という駅へ行く。途中、大阪駅で関東では絶滅しかけているのにこちらでは現役バリバリで活躍している103系を見たりしていたので、チャリを借りて空港に着くと1030になっていた。寄り道しなければもうちょっと早く着くだろうから、時間的にも飛行機と大差ないはずだ。
まずは伊丹空港最大の撮影ポイントである千里川の土手に迷いながらも到着。地図なかったんで勘で行きました(^^;
噂以上の迫力で飛行機が頭上を飛び越えていく。あまりに近すぎて飛行機が飛び去った後、衝撃波並の突風が襲ってくる(^^;っていうか、危険だから立ち止まるな!とか書いてあるし(^^;
でもみんな立ち止まってる(笑) 筆者も看板を無視して撮影。途中、突風でチャリが倒れた(笑)
いや、ほんと、危険かも(^^;
昼頃にメシを食べるついでに他の場所からの眺めがどんなか、滑走路を一周してみた。軽く言っているが、10kmぐらいあるので、チャリじゃないとそんな無茶はできない(^^; 反対側の滑走路端からも撮影が可能だったので、風向きによってはあちらにまわることも可能だ。が、やっぱり千里川の土手が一番の撮影ポイントであることは間違いないようだ。なので、以後はずっと土手で撮影を行った。撮影はそれぞれの写真とコメントを見てもらえば雰囲気を感じ取ってもらえるんじゃないだろうか。
帰る時間は決めておらず、切符も取っていなかったので、暗くて撮影ができなくなる1700まで撮影していた。最初はレンタルチャリ屋が時間のネックになると思っていたのだが、なんとこのレンタルチャリ屋はすごくて営業時間0630-2330のレンタルチャリ屋って一体!?
しかもお値段は1日300円! さすがは浪速の商人というところか。
帰りののぞみも自販機で普通に席を確保でき、ヱビスと駅弁で夕食を済ました途端に爆睡。
かなり充実した撮影旅行だった。今度はみんなでにぎやかに写真撮りたいなぁ。伊丹空港、お気に入りに追加だ!