空の色、雲の形、一瞬一瞬が二度とない瞬間。
列車も飛行機もロケットも絶え間なく歴史を刻む。
今は過去となり、そして未来につながっていく!
好奇心のままにとびだせ! シャッターチャンスはそこにある!
P-28号
2004.12.04

・青い攻勢のANA 〜羽田空港第2ターミナル〜


 第2ターミナルの目玉である、ショッピング&食品店が並ぶ丸い建物。一見すると豪華ででかい感じだが、エスカレータは2列でしか乗れないし、エレベータも小さい。天井の高さも2mちょっとという感じで圧迫感がある。
(羽田空港第2ターミナルにて 2004.12.04)

 海が見渡せる展望デッキ。午後順光となり撮影向きではあるのだが、撮影用のフェンスの穴は小さく、数も少ない。写真で水平が全然きてないのは筆者の斜め癖のせいもあるが、真正面以外はカメラの取り回しがきかずに撮りづらいため。まあ撮影するための場所というわけではないしねぇ…。
(羽田空港第2ターミナル展望デッキにて 2004.12.04)

12/4(土) 八王子〜羽田空港〜中野

 今月から羽田空港の第2ターミナルがオープンした。とりあえず話の種に見学に行ってみた。
 モノレールも第2ターミナル駅が追加され、第1ターミナルからぐるっと180°曲がるモノレール版ヘアピンカーブはなかなかおもしろい。第2ターミナルには基本的にANAのみなので駅を降りた途端から視界が青一色に…。

いくらカンパニーカラーとは言え、やりすぎだろう(^^;

 第2ターミナルのファーストインプレッションは「狭い・小さい」。もうひとついえば「混みすぎ」だが、これは筆者らと同じような見学のみの客が大勢いるためで、あまり正確な判断ではない。しかし、この人の多さを差し引いても、この建物は小さい感じがする。感覚的な物を敢えて数字に例えるなら

80%縮小?

 ってなところか。特に売りだと思われる円筒形の建物の中はそう感じる。天井は低いし通路は狭いし、その通路の真ん中に柱が立ってたりするし…。レストラン入り口に1列の行列があるだけで、エスカレータ利用客の流れが妨げられるのはどうかと。しかもエスカレータもジグザグに登っていくのではなく、1フロアごとに逆側まで移動しないと登れない。店に客を寄せる、客フローコントロールなんだと思うが、このせいで余計狭く感じる。でもやっぱり人が多すぎる製もあるんだろうけど。と、微妙にフォローしておく(笑)

 まあレストランが混んでるのは飯時だから仕方ないのだが、展望デッキのほうもすごい人混みになっていた。展望デッキそのものは結構広いのだが、出入り口が狭いので列ができてしまっていた。その列を見ただけでもううんざり(^^; 今日の目的である展望デッキからの撮影のロケハンは、すでにやる気なしぉ まあ、ちょっとだけフェンスに開いてる撮影用の穴の大きさや、数を見たが、どちらも本気撮影するには貧弱だった。せっかく順光で海をバックに撮れるアングルなのだが、通い詰めて撮るようなところではなかった。筆者的には

羽田に行くぐらいなら成田に行く

 人混みに当てられてぐったりした筆者らは、歩いた方が早いと言われても、一度は乗ってみたい無料巡回バスで、住み慣れた第1ターミナルに移動して食事。見慣れた風景の第1ターミナルの展望デッキで少々の撮影を行って撤収。
 なんというか

バブルはじけちゃった感

が強く感じられる第2ターミナルであった。
 来週はANA便に乗るので中まで見られる。中は広いといいなぁ。(ま、そんなわけないだろうが(^^;)


 第2ターミナルの出発フロア。第1よりも少し狭い感じがする。が、右の写真と比べるとそんなに違わない気も…。混んでいるのはたぶん半分ぐらいを占める見学客のため(^^;
(羽田空港第2ターミナルにて 2004.12.04)

 以前ANAが入っていた場所は未だ工事中。ここが全部JALになるのか…。第1ターミナルの方がなんとなく落ち着くのは慣れのためなんだろうか。広く感じるのは天井が高いからかなぁ。すいてるからかも(笑)
(羽田空港第1ターミナルにて 2004.12.04)


 第2ターミナルの展望デッキ。第1に比べると今風な感じで、多段になっていないぶんだだっ広い印象。混んでたのででかいレンズを出して撮影する気にならなかった。ただ、奥の方では本気の方々が撮影していた。
(羽田空港第2ターミナルにて 2004.12.04)

 第2が混んでたので第1の展望デッキに移動。肥えたスズメがいた。丁度う○こをした瞬間を撮ってしまった(^^; う○こはレタッチにて消去(笑)
(羽田空港第1ターミナルにて 2004.12.05)

 恐ろしいまでの解像度で迫る日本一の山。八王子の最高気温が26℃という12月にあるまじき異常気象により、雪だがだいぶ上に移動している。撮影が翌日になっているが、一応羽田からの帰りなのだ(^^;
(八王子駅にて 2004.12.05)

 早く帰ろうとしたら、西八王子駅に夕日が差し込んで幻想的な風景が広がっていたので思わず撮影。線路と架線に夕日があたり、まるでイルミネーションのように輝いている。列車がブレーキをかけると摩擦で削れた微粒子(?)が光を反射して煙のように広がる。結局列車を何本も撮影していたら日が暮れてしまった(^^;
(西八王子駅にて 2004.12.05)

2004.12.09記