空の色、雲の形、一瞬一瞬が二度とない瞬間。
列車も飛行機もロケットも絶え間なく歴史を刻む。
今は過去となり、そして未来につながっていく!
好奇心のままにとびだせ! シャッターチャンスはそこにある!
P-27号
2004.11.23

・カウントスリー 〜八高線〜


 引退前に絶対撮っておきたかった富士山を絡めたショットを狙いに東飯能へ。富士山が狙える撮影ポイントはここぐらいしかないらしく、どう頑張っても富士山に電線&列車が逆光という悪条件になってしまう。しかし、一番の悪条件は103系がなかなか来ないこと(^^; 寒さに耐えながら待つこと2時間、ようやく103系と富士山をGET!
(東飯能駅付近にて 2004.11.23)

 八高線を撤収し、八王子で昼飯を食べた後、腹ごなしも兼ねて自宅まで中央線沿いを歩いて帰る。可憐なコスモスを見つけたので中央線201系と重ねてみた。秋っぽくてよい♪
(八王子駅付近にて 2004.11.23)

11/23(火) 八王子〜東飯能〜八王子

 今日は祝日で休み。一般的な鉄道のダイヤは土曜・休日運転だ。しかし、最近熱を上げている貨物列車は、走行距離の長さから日付をまたいで働いているため、1週間単位でダイヤが組まれている。つまり、貨物列車にとっては祝日ではなく火曜日扱いとなる。というわけで、今日は貨物列車を追いかけて遊ぼうと思ったのだが、天気図を見ると本州には高気圧が陣取ってかなりいい天気になりそうだ。

これは富士山見えるだろう!?

 というわけで、八高線に富士山ショットを求めて出かけていくことにした。
 八高線から103系が引退しようとしていることは、この旅日記や特設の八高線のページで何度も述べたが、先月にまた1編成引退してしまい、いよいよ残り3編成となってしまった。103系が引退する前に絶対に撮っておきたいショットが「富士山ショット」。富士山もすっかり雪化粧を済ませ、ここ数日はかなり視程がいい。ついにその夢を実現するチャンスが訪れたのである。
 富士山は早朝が一番くっきりと見えるため、まだ日も出ていない0500にごそごそと出発する。土日といい今日といい

遊びだと早起きする筆者であった(^^;

 早起きはたびてつの必須事項だと何度も口を酸っぱくして言ってきたが、今日も「早起きは三文の得」効果は思いっきり発動していた。朝焼け、朝日、朝露。やっぱり朝はすがすがしくて好きだ♪ さすがにこの季節になると寒くて仕方ないが…(^^;
 その寒さに耐えること2時間、ようやくやってきた103系53編成を富士山と一緒にパチリ! 念願の富士山ショットをGETした。

って、53編成って朝一で乗ったやつじゃん?

 川越まで行って折り返し、そしてまた八王子で折り返してきたところだった。その間に103系は1編成も見かけていない。どうやら本日フルタイム稼働する運用に入っているのは53編成だけのようだ。それはあまりにも効率が悪いので撤収〜! 寒いし(^^;


 朝焼けの八王子駅。空の色は黒から青、そして赤へとグラデーションしていく。夕焼けもいいけど、筆者は朝焼けの方が好み。
(八王子駅にて 2004.11.23)

 八高線には朝夕のラッシュアワーにあわせて中央線の201系が拝島経由で高麗川まで乗り入れている。休日でも1本だけ運行されていて、運良く出会うことができた。この中央線201系の3番編成、こちら側の顔だけ、真ん中の「特快」とかを表示させるホルダーの形が違う。(言っても普通の人にはわからんよ…(^^;)
 いつも高尾駅に留置されていて気になっていたのだが、こんなところで走ってたのか。
(東飯能駅にて 2004.11.23)


 里芋の葉っぱについた朝露が、朝日を浴びて七色に輝く。早起きは三文の得(その1)
(東飯能駅付近にて 2004.11.23)

 雫となった朝露に朝日が反射する。早起きは三文の得(その2)
(東飯能駅付近にて 2004.11.23)

 富士山の見える方向とは逆方向を向いて撮った、上り列車、209系61番編成。八高線沿線はあちこちにのどかな風景が残っている。テスト期間が終わって撤去されてしまったが、ロングシートとボックスシートに変形可能な2WAYシートをぜひ本気で導入して欲しい。
(東飯能駅付近にて 2004.11.23)

 紅葉する木々の中を入線してくる205系82番編成。後で八高線のページにも貼っておかないと…。
(東飯能駅にて 2004.11.23)

2004.11.23記