空の色、雲の形、一瞬一瞬が二度とない瞬間。
列車も飛行機もロケットも絶え間なく歴史を刻む。
今は過去となり、そして未来につながっていく!
好奇心のままにとびだせ! シャッターチャンスはそこにある!
P-24号
2004.08.31

・普通列車牛タン行き 〜東北本線〜


 強風でダイヤが乱れ、大幅に遅れてやって来た北斗星2号。昨日の夕方札幌を出てここまでやって来た列車を写真に納めるというのは感慨深い物がある。途中牽引車は変わっているわけだが、それでもこれだけの長距離を一晩で走り抜けるってのは大変なことだ。毎日お疲れ様。
(東鷲宮付近にて 2004.08.31)

 左に同じくカシオペア。北斗星よりも先にこちらが来るのだが、ダイヤが乱れていることを知らず、待つのにかなりの辛抱が必要だった。カシオペアは1編成しかないため、曜日によって来たり来なかったりするので、「今日は北海道に行く曜日だっけ?」と何度も時刻表で曜日を確認してしまった。とにかく来てくれてほっとした。
(東鷲宮にて 2004.08.31)

8月31日 西八王子−西国分寺−南浦和−浦和−東鷲宮−仙台

 学会に出張するため仙台に行くことになった。午前中の結構早い時間に出席しなければならないため、当日出発だとほとんど始発に近い時間に家を出て新幹線で飛ばしていく必要がある。仙台なんて近いと思っていたのだが、八王子からの場合、東京駅が遠い(^^; 当日出発はちと大変なので前泊することにした。
 前泊ならば時間的に余裕があるし、青春18切符もあと4回分も余っているから普通列車で行ってみることに。が、時刻表を調べてみると仙台の遠いこと遠いこと。夕方に着くようにしても、ちょっと朝が遅くて済むぐらいの時間になってしまう。結局丸1日移動に費やさなければならないようだ。どうせ移動だけしかできないなら、途中でちょっと撮影でもしながら行こうとまた時刻表をめくる。
 撮影のターゲットになりそうなのは夜行列車ぐらいしか見あたらなかった。これをそれなりに写真写りのよさそうな場所で迎撃するとなると、かなり早い時間に出発する必要が出てくる。

結局ほぼ始発に乗ることに(笑)

 すでに何のための前泊か不明である(^^;

 当日、台風がまさに通過したばかりで風が強い。なんとか列車は動いているようなので、大きな荷物を持って出発。時刻表で調べたところ、この時間に東北本線に入るのには上野からでも武蔵野線経由でも結局同じ列車に乗ることになった。それならば武蔵野線経由でいくことにした。なぜならこっちのほうが

乗り換えが多いからだぉ

 普通逆だろ? というツッコミは敢えて受けよう。これはもう「てつ」のサガというかなんというか。
 運良く武蔵野線の103系に出会えたり、東鷲宮で北斗星&カシオペアのGETに成功したりしつつ、さすがに列車好きでも飽きてきてしまう頃にようやく仙台に到着。あう〜ケツが痛い…(^^;

新幹線の偉大さを再認識する

 とにかく仙台に安く来ることができた。あとはちゃっちゃと出張を済ませよう。

終わればまた青春18切符の旅だ!

 ええ、飽きたと言いつつ、全く懲りてませんよ(笑)


 引退が刻々と近づいている103系。八高線と同じく武蔵野線も例外ではなく、こうしてワンチャンスに出会えたことは相当幸運なことだ。天気が悪くて撮影難易度は高かったのだが、頑張って撮りましたよ!
(西国分寺駅にて 2004.08.31)

 ものすごい風。関東も北に来ると遮る物がないからか(失礼な!)ご覧のような状況。よくこの風で列車走ってるなぁ。
(東鷲宮駅にて 2004.08.31)


 最近投入されたE231系の2階建てグリーン車。上野から宇都宮まで約2時間。このぐらいの時間になるとグリーン料金払ってもいいかなぁと思う。2階からの眺めはそれなりに期待できそう。
 もっとも筆者は青春18切符なので乗れないわけだが…
(東鷲宮駅付近にて 2004.08.31)
 北斗星を無事にGETして帰ろうとしたら突然やってきたEF81とDD51(たぶん)の重連。ディーゼルと電気を両方つけた貨物列車って一体…。定期便なのか臨時便だったのか不明だ。
(東鷲宮駅付近にて 2004.08.31)

2004.10.03記