空の色、雲の形、一瞬一瞬が二度とない瞬間。
列車も飛行機もロケットも絶え間なく歴史を刻む。
今は過去となり、そして未来につながっていく!
好奇心のままにとびだせ! シャッターチャンスはそこにある!
P-20号
2004.07.17

・吼えろ!唸れ!第2エンジン 〜成田空港〜


 来るのを噂で聞いていて、密かに期待していたJALのMD11。JALのMD11の最後の1機。この夏には売却されてしまう。調べてみたら昔J-Birdだった頃は3号機の「タンチョウ」だった機体。なるほど、JALだけにトレードマークだったツルは最後まで手放せなかったのか。新色に塗られたのもこの一機だけ。これが見られただけでも行った甲斐があったというものだ。
(成田空港展望デッキにて 2004.07.17)

 ノースウエスト航空のDC10。奥に映っているDC10と2機編隊で降りてきた。成田の第1ターミナルはノースウエストばっかりで、赤い垂直尾翼が乱立している。赤い塗装にシルバーのリングという第2エンジンはかなりカッコイイ!
(さくらの山にて 2004.07.17)

7/17(土) 中野−成田空港−中野

 筆者は3発機が好きだ。垂直尾翼のところにエンジンがついてるのが最高にカッコイイ! しかし、国内線では滅多に見れる機体ではなくなってしまった。
 しかし、成田に行くといっぱいいるらしい。

よし、成田行くぞ!

 というわけで、成田行きを提案するといつものメンツがなんの苦労もなく釣れる(笑)

っていうか、ニロやる気ありすぎ(笑)

 前日に飲みの予定があって、飲んだ後山崎宅に宿泊、二日酔いの朝一にレンタカーを借りるという強行軍で一路成田へ。どのぐらい強行軍かって、運転してないと気持ち悪くて吐いてしまうぐらいぉ 成田について気が抜けたのか、撮影ポイントにつくなり吐いてしまうというバカぶり(^^;
 撮影ポイントの下見も兼ねて、航空博物館、さくらの丘、さくらの山、展望デッキを回った。さくらの丘と山はものすごいいい環境で、感動を禁じ得ない。展望デッキも高いフェンスこそあるものの、そのフェンスにカメラのレンズを通せる穴が開いており、本気レンズでも通る特大穴まで設けられている! なるほど、警備が厳しく飛行機の写真を撮るのが難しい海外のマニアが写真を撮りに来るというだけのことはある。
 さらに嬉しいことに国内ではほとんど絶滅種である三発機が、ウソのようにいっぱい、当たり前のようにいた!
 ちょっと遠いのが難点だが、成田を知ってしまったらもう羽田には戻れない…。
 二日酔いでろくに水分もカロリーも摂取できないというのに、あまりに三発機がいっぱいいてはしゃぎすぎたか、

熱射病で倒れる(^^;

 帰りは山崎に運転させて後部座席でのびていた。

いつもすまんなぁ、山崎…ゴホゴホ

 今度行くときはちゃんと運転するから。

 JALのDC10。MD11との主な違いは主翼端のウィングレットと、おしりの部分の丸さ。MD11の方がスマートな印象を受けるのは、ウィングレットのせいか、それとも本当に形が違うのか。
(さくらの丘にて 2004.07.17)

 もうひとつJALのDC10。今までの苦労がウソのようにいっぱいいる。もっと早く成田に来るべきだった…。
(成田空港展望デッキにて 2004.07.17)


 FedExのMD11。貨物便なので窓がない。塗装もコントラストがきいていて非常に好みだ。これがうじゃうじゃいるのだから成田はとてもよいところ♪
(さくらの丘にて 2004.07.17)
 ヴァリグブラジル航空のMD11。この塗装もかなりカッコイイ! ブラジルかぁ、ブラジル…。これに乗るためだけにブラジル行くってわけにもいかんよなぁ(^^;
 飛行機趣味はちょっとスケールが大きすぎるぞ。距離もお金も…。
(さくらの山にて 2004.07.17)


 一応言っておくが三発機以外にも飛行機はいっぱいいる。むしろこのB747がほとんどだ。国内線と違って国際線では大洋を渡るため、そうそう緊急着陸できるばしょがない。エンジンの1つや2つが止まっても大丈夫なように4発機が主流のようだ。中でもB747は優秀な機体で、たくさんの会社が採用している。
 写真は日本のJALの機体だが、ハワイ就航50周年記念塗装機。側面に就航当時に使っていたと思われる飛行機が(たぶん)原寸大で描かれている。
(成田空港展望デッキにて 2004.07.17)

 引き上げようとしたら突如飛来したANAの国際線のポケモンジェット。すでに標準レンズに付け替えてしまっており、画像はかなり拡大してある。コールサインに「ポォキモン」「ピィカチュゥ」とか入れてくれないとわからないじゃないか!
(成田空港展望デッキにて 2004.07.17)

2004.07.19記