空の色、雲の形、一瞬一瞬が二度とない瞬間。
列車も飛行機もロケットも絶え間なく歴史を刻む。
今は過去となり、そして未来につながっていく!
好奇心のままにとびだせ! シャッターチャンスはそこにある!
P-17号
2004.06.07

・梅雨の晴れ間 〜八王子〜


 八高線の103系。ドアを外から開けるときに手動の3000系と、開閉ボタン付きの3500系がある。写真は3500系でドアの右側に「開く」ボタンが付いている。もっともこの季節は使うことはない。
 今のところ電車の中では103系が一番好きだ。
 ライトが上にある車両が好みなんだろうか? キハ52もそうだなぁ。
(拝島駅にて 2004.06.05)

 横浜線の205系。写真の編成は横浜線で唯一行き先表示がLED表示のレア車両。奥に見える車両のように、普通は緑色のアナログ行き先表示である。最近は205系も結構かわいいかなと思うように…。通勤列車なので乗っててもつまらないけど(^^;
(八王子みなみ野駅にて 2004.06.05)

6/5(土)−7(月) 八王子

 土曜日、しょうがなく出勤したものの、あまりに天気がいいので、とっとと仕事を終わらせて撮影に出かける。ほぼ間違いなく元が取れないであろうホリデーパスなんぞを買ってみる。全然お得ではないのだが、「これでどこへでも行けるぜ!」という開放感のためか

休日気分が満喫できてよい(笑)

 実際、本当に全くと言っていいほど元は取っていない。八高線で拝島まで行って、あとは新宿まで往復しただけ。吉祥寺で途中下車とかもしたのだが、たぶん600円ぐらいは損してると思われる。損したのを確認したくないので、ちゃんと調べて計算したりはしないでおこう(^^;

 で、日曜は雨だったのだが、月曜日の夜はとても透き通った空になった。昼間は雨も降ったのだが、どういうわけか夜はものすごいいい天気になった。完全に諦めていたのに帰りに空を見上げたら木星が輝いていたので、慌てて用意をして飛び出した。
 だいぶ星野撮影にも慣れてきて、最初の頃に較べると随分ときれいな写真ができるようになってきた。でもどっちかってーと

画像処理のスキルが身に付いてきたからだ(^^;

 実は星野写真、撮影よりも画像処理が楽しくて仕方がない(笑) ほとんど真っ黒で街の明かりしか写っていない写真から、星座をたどれるほどの星々が浮き上がってくるのにはびっくりする。天体写真向けの画像処理ソフトも注文してしまったぐらいだ(笑)

 梅雨に入ってしまったが、晴れることを期待しつつ、夏の天体を予習する毎日♪


 飛び跳ねるさそり座(笑) 道路のすぐ傍でめちゃめちゃ街灯があるにもかかわらず、結構写るものだなぁと感心する。数十秒の単位ではあるが、撮影時刻の異なる画像をコンポジットなる手法で重ね合わせているため、街の風景の方がぼやけた感じに見える。こう見えて星は結構すごいスピードで動いていくものなのである。
(自宅付近にて 2004.06.07)

 さそり座を線でつないでみる。毒針のある尻尾の先はまだ昇ってきていない。ひときわ明るく赤い星は、さそりの心臓として有名なアンタレス。
 さそり座は明るい星が多いので結びやすい。


 またまたはくちょう座とこと座とわし座。それぞれの星座のデネブ、ベガ、アルタイルを結んでできる三角形のことを夏の大三角形と言う。星だけだとあまりおもしろくないのだが、こうやって地上風景を入れると「星空」という感じがしておもしろい。
(自宅付近にて 2004.06.07)

 結ぶとこんな感じ。しっかし、「や座」はとても気になる(笑) 大三角形と関係ないのだが、思わず結んでしまった。ベガは織り姫、アルタイルは彦星で、このあいだに流れるのが天の川なのだが、こんな街中では天の川の「あ」の字も見えない。


 201系。中央線の特別快速。昔は特になんとも思わなかったのだが、最近ちょっと気になったりする。やっぱりライトが上にあるからなんだろうか…。
(八王子駅にて 2004.06.05)

 この季節はあじさいがきれい。特に写真のような咲き始めの、薄緑色からちょっと色の付いた感じがみずみずしくてよいよい。あじさいは晴れているときよりも、曇っているときの方が色の微妙なグラデーションがわかる。
(自宅付近にて 2004.06.08)

2004.06.10記