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空の色、雲の形、一瞬一瞬が二度とない瞬間。 列車も飛行機もロケットも絶え間なく歴史を刻む。 今は過去となり、そして未来につながっていく! 好奇心のままにとびだせ! シャッターチャンスはそこにある! |
P-15号 2004.05.22 |
583系ムーンライト東京。左は入線してくるところ、上はホームに停車したところを後ろから。 初の夜行電車である583系。夜行列車を意味する青を受け継ぐ者だ。時代を経てますます威風堂々とした姿。ムーンライトのヘッドマークもいい感じ♪ (大宮駅にて 2004.05.22) |
5/22(土) 西八王子−大宮−東京−立川−八王子−西八王子
前日の午前中までは晴れの予報だったのだが、その後曇りにこっそり修正されてしまい、やっぱり曇天の下、今月から季節限定で走っている583系のムーンライト東京を撮影しに出かけた。本当は晴れたときに撮りたいのだが、来月頭には運転が終わってしまう臨時列車であるため、天気を選んではいられないのだ。筆者の晴れ男パワーで晴れるかとも期待したのだが、どうもやる気が足りないのか霧雨さえぱらつく天気になってしまった。
薄着で中央線の始発を待っていたらちょっと寒かった。って、何で始発を1時間も待ってるんだろう…
ちょっと余裕を見過ぎて0230に起きたあげく、始発の時間を0400と勘違いしてしまった。時刻表あるのにチェックしないなんて、やっぱりやる気が足りないな(^^;
ホリデーパスを握りしめ、待ちこがれた中央線の始発に乗り、武蔵野線、京浜東北線を経由して大宮駅へ。ここで仙台から夜行で来る583系ムーンライト東京を迎撃する。緑の窓口で指定席を調べたら、席が空いていたので指定席をGetして、乗り込む算段もばっちりだ。
となりのホームには何人かの「てつ」が長いレンズつけたカメラを構えていた。
ホーム端で迎撃撮影をした後、予想外に遠いところに停車した列車をあわてて追いかける。6両編成だからってそんな奥まで行かなくても…。 しっかりと後ろ姿を撮影していたら危なく乗り遅れそうになる。やっぱり乗る列車を撮影するのは危険だ
念願の583系列車に乗れるということで、ちょっとドキドキしながら乗車。一番後ろの6号車に駆け込んだのだが、手元の切符には1号車の座席が印刷されている。探検も兼ねて一番後ろから一番前まで歩いていく。全車両ともすっかり改装されていて寝台列車だった名残はほとんど残っていなかった。ただ、それでも夜行列車の誇りか、シートはソファーベッドに変形可能なものになっており、仙台からの乗客が力無く横たわっていた。夜行列車特有の疲れた感じがある(笑)
幸いなことに筆者のボックスに他の客はいなかったので、シートを変形させて遊んだり、ごろごろしてみたりして東京までの583系の小旅行を存分に楽しめた。…ちょっと寝たけど(^^;
このムーンライト東京は大宮からは武蔵野線・京葉線を経由して東京へ向かう。なんでこんな遠回りをするのかと思ったら、乗客のほとんどがディズニーランドのある舞浜で下車した。なるほど、そういう作戦なのね。あいにくの曇り空だが子供達はきゃっきゃっとはしゃいでいた。うむうむ、夜行列車もまだまだ使ってもらえてるようだな。
新幹線なんかのスターとは違って、夜行列車はどっちかというと裏方だ。だけどこの郷愁は夜行列車にしかない味。好きだなぁ、夜行列車♪
今度、北斗星も乗ってみたいなぁ。