空の色、雲の形、一瞬一瞬が二度とない瞬間。
列車も飛行機もロケットも絶え間なく歴史を刻む。
今は過去となり、そして未来につながっていく!
好奇心のままにとびだせ! シャッターチャンスはそこにある!
P-06号
2003.11.01-03

・乗り物万博 〜FF OFF会〜


 ←左
 EF65 1112号機に牽引される寝台急行銀河。急行という区分による割安感と、新幹線の終電より後に発車して、新幹線の始発よりも早く着くという絶妙なダイヤによって、東京大阪感間の夜間輸送を担当する。
 伊丹空港に撮影旅行に行く時にいいかも。
(横浜駅にて 2003.10.31)

 ↑上
 引退までカウントダウンのJALのDC10。これに乗りたいがために用もないのに最後から二番目の遅便にした。しかも関空!(笑) みんな考えることは同じらしく、前後の便は空席があるのに、この便だけ満席(笑)
(関西国際空港にて 2003.11.03)

11/1(土) 八王子〜横浜〜大阪〜桜島〜大阪

 複数日の旅程にもかかわらずPシリーズにしたのは、この旅のメインがオンラインゲーム ファイナルファンタジーのオフ会だからである。オフ会というのは普段はオンラインで交流している人達とオフライン、つまり実際に面と向かって交流することである。いつも一緒に遊んでいる連中がの本拠地が大阪であるため、こちらにお呼ばれする形で出かけていった。

 実際のオフ会は11/2に大阪万博遊園地に行くのと、前日の夜に飲み会をするという日程なのだが、せっかくの3連休に大阪まで出張るというのにそれだけではちょっともったいない。この際、「わざわざそのためだけに旅程を組みたくないよなぁ」という中途半端なイベントを全部盛り込んでしまおう、ということで、今回も無茶な旅程が出来上がった。

 まず第一の目的である寝台急行銀河への乗車。大阪までという寝台列車にしては短距離であるため、興味はあったのだがなかなか乗るに至らなかった列車である。そしてもうひとつが絶滅寸前のDC10に乗ること。筆者は三発機が好きなのだが、これが近々引退してしまう。引退する前にぜひ一度乗りたいと思っていたのだが、これがなかなか飛んでくれない。時刻表をチェックすると、11月は関空−羽田間をわずかに飛ぶことがわかったので組み込むことができた。

関空って大阪っていうより、和歌山だけどなぁ…(^^;

 目的が行きと帰りの交通手段であるため、オフ会のない時間はまるまる空いてしまう。が、大阪近辺は都会だということで、筆者はあまりつぶしていない地域だ。このあたりの列車はあまり見たことがない。

列車に乗ってれば2日ぐらいつぶせるだろうぉ

 という、常識はずれな無計画っぷりで出発することになった(笑)

 そして実際、寝台急行銀河で0700に大阪に着いておきながら、その日の夕方までしっかりと「乗りてつ」・「撮りてつ」して時間をつぶせてしまったのである(^^;

むしろもっと時間が欲しかった(笑)

 夜はオフ会の飲み会。1次会はみんなと飲んで、有志で2次会、3次会へ。明日は遊園地で絶叫マシンに乗るというのにすっかり二日酔い…(^^;


 ↑上
 急行銀河と車掌さん。ブルトレっていう雰囲気〜♪
(横浜駅にて 2003.10.31)

 →右
 USJのある桜島線の終点、桜島駅で折り返しを待つ103系241編成。旧式の低運転台103系が、西のディズニーランドとも言えるUSJの輸送を担っているのだから、大阪っていうのはたくましいところだ。
 まだUSJが開いていないので結構すいてた(^^;
(桜島駅にて 2003.11.01)

 ←左
 ユニバーサルスタジオ駅と、USJ特別塗装の103系。全天候型の駅なのだが、屋根がこのような幌のようになっているので、それなりに光が入って明るい。休日には相当混雑するのだろうが、早朝なので誰もいない(笑)
(ユニバーサルスタジオ駅にて 2003.11.01)

 ↑上
 大阪方面からUSJへと下ってくる103系。大阪の103にもいろいろなタイプがあり、この800番台の編成は最新式っぽかった。
(ユニバーサルスタジオ駅にて 2003.11.01)
 

 ↑上
 高級寝台特急トワイライトエクスプレス。シンデレラに引っかけているのか、1200ぴったりに魔法が発動して動き出す。こんな昼間から寝台ででかけるというのが優雅だ。新緑のカラーリングが高級感を演出する。シャンデリアが美しい食堂車では、高級ホテル並みのディナーが楽しめるらしい。
 一度は乗ってみたいが、分不相応な気が…(^^;
(大阪駅にて 2003.11.01)

 →右
 福知山線とかに遊びに行っているうちに夕方に。大阪駅に戻ってくると綺麗な夕焼けが広がっていた。
(大阪駅にて 2003.11.01)

11/2(日) 大阪

 今日は大阪万博の行われた会場にある遊園地でオフ会。
 久しぶりに絶叫マシンに乗る。

二日酔いでやばかった(^^;

 そして夜は有志による飲み会ぉ 

11/3(月) 大阪〜伊丹空港〜関西国際空港〜羽田空港〜八王子

 今日はオフ会もなく、帰宅するだけの日。
 が、その飛行機は最終便のひとつ前の便。

これでもか!ってほど時間が余っている

 とりあえずオフ会に来た人達が飛行機で帰るというので、見送りのために昼過ぎに伊丹空港へ。あいにくの雨のため展望デッキからの撮影はパッとしない。羽田に飛ぶポケモンジャンボと、高知に飛ぶDASH8-Q400を見送ったら、伊丹空港を後にする。晴れてたらもっと飛行機を撮ってもよかったのだが、今回は長いレンズを持ってきていないので、飛行機を撮影するにはちと厳しい。
 最終的に関空へ移動しなければならないのだが、時間がたっぷりあるのでゆっくり行くことに。
 不思議だったモノレールのポイントの調査をしたりしながら南下。時間がありすぎるので

関空をさらに越えて南下(笑)

 和歌山まで行って、和歌山−和歌山市の盲腸線を乗り潰す。片道たった10分程度で、あまり暇つぶしにならなかった(笑) が、これでまたJRをひとつ乗り潰した。

 日が暮れる頃に関空に到着。これから乗るDC10が着陸してくるところを一目見ようと、展望デッキに行こうと思ったのだが、何故か展望デッキがない。うーむ、関空には展望デッキないのか?
 後で聞いたら、どうやらターミナルのビルにはなく、別な建物にあるらしい。…って、筆者は昔、関空の見学ツアーとかにも来たことあるはずなんだが…(^^; もうすっかり忘れてしまっている。
 仕方ないのでガラス越しに到着便を撮影し、あとは乗り込むだけ。

 いろんな目的をごっちゃまぜにした、訳のわからない旅行だったが、いろいろ楽しかった。が、ひとつ反省がある。

二日酔いで絶叫マシンに乗るのはやめよう!



 ピカチュウと手を振り合うグランドクルー。ピカチュウは雨でも元気だ(笑)
(伊丹空港にて 2003.11.03)

 大阪空港から出ているモノレール。これは派手派手の特別塗装車輌。羽田のようにモノレールで大阪まで一気に出られないのはちょっと不便。
(大阪空港駅にて 2003.11.03)
 

 モノレールの写真を撮ったとき、どうしても疑問だったのがこのポイント。右上の写真のようにやって来たモノレールが、出て行く時は左側のレールに乗って出て行くのだ。「え?どうやって?」 それを知りたいがためにホーム端でじーっとレールを睨んでいた。と、いきなりレールが蛇のように曲がっていくではないか!
 普段気にしないことだが、真実は予想よりも遥かに現実離れしている。まさか、あんな太い硬そうなもんがくねくね曲がるとは…。
(大阪空港駅にて 2003.11.03)

 紀勢本線を走る111系のパンダ列車。なんでも白浜がパンダの町なんだそうな。え?関空行くのになんで和歌山まで来てるかって? それは乗る飛行機が最終便のひとつ前なので、暇潰しに&JR乗り潰しのために和歌山市まで乗りてつしてたから(笑)
 あ、そう言えば111系のデカ目(ライトがでかい)も久しぶりに見たなぁ。前方は普通のライトだったので、わざわざ後ろからの写真を選んである。
 ちなみに奥に見えてるのが和歌山−和歌山市を結んでいる105系。
(和歌山駅にて 2003.11.03)

2005.03.05記