雨にも負けず、風にも負けず、台風や大雪の時には負けちゃう時もあるけれど、一生懸命時刻表通りに働く列車達。
毎日毎日変化がないように見えても、時は確実に刻まれている。
かけがえのない今。シャッターチャンスはいつもそこにある!
P-02号
2003.09.02

・おどる新幹線秘密基地 〜博多南線〜


 博多駅から博多南駅までは290円(運賃190円+特急料金100円)で新幹線に乗れるという特別区間。博多南駅は新幹線の車両基地なのだが、ここに回送するついでに客を乗せてしまうのでこの価格になっている。
 その博多南駅ではこのように新幹線が所狭しと並べられ、出番を待っている。新旧の様々な系統の車両が整列しているのはまさに壮観の一言につきる!
(博多南駅にて 2003.09.02)

 九州の離島に就航しているJACのYS-11(手前)。今回は改造によりなんとか退役をしのいだが、その日がそう遠くないのは明らかだ。退役前に乗りに来る計画が一応ある。その日まで、いやそれ以降も事故なく無事に退役することを願う。
 一番奥のはこれまた退役が近づいているDC-10。写真の国際線はまだ大丈夫だが、国内線ではほぼ絶滅状態だ。なくなる前に乗りたい機種No.1!
(福岡空港にて 2003.09.02)

9/2(土) 博多−博多南−博多−福岡空港

 応物(応用物理学会)が福岡大学で行われたため、筆者は福岡に来ていた。最初に断っておくが、

学会は全日ともまじめに出席し、発表もした

そこのところ誤解なきように!
 で、最終日は午前中に終わってしまうため、午後ぷちたびてつをしたというわけである。
 前々から気になっていた博多南駅だが、ここに行くために貴重な時間を割くことが今までできなかった。今回はちょうど半日という中途半端な時間を獲得できたので、念願かなって博多南駅へ行くことができた。
 東海道・山陽新幹線の終着駅は博多であるが、実はその先の博多南駅に車両基地があり、実際には新幹線はここまで来ることができる。基地への回送のついでに乗客を乗せるため、その運賃は例外的に格安!

290円で新幹線の車両に乗ることができるなんてまるで夢のようだ(笑)

 運良く0系にも乗れて、なかなかよいぷちたびてつだった。
 飛行機までの時間が中途半端になった場合のモデルコースとして推奨できる♪


 博多南駅から博多までの切符。上が乗車券(190円)と特定特急券(100円)を合わせた切符で、下は特定特急券のみの切符。写真ではわかりにくいが、博多南駅は九州にありながらJR西日本の管轄になっているため、切符の台紙がJR西日本のものである。
 なお、驚くべきことに磁気非対応は裏は真っ白!
(博多南駅にて 2003.09.02)

 福岡空港に着陸するANA B737-500。風向きによるのだろうが、旋回して空港へ向かう旅客機が博多南駅上空を通過する。少し遠いが420mmの望遠なら、写真のようにかなり細かいところまで見て取れる。ちょうどギアを降ろしているところなのがわかる。
(博多南駅にて 2003.09.02)



←左
 現在最も絶滅に近いオリジナル塗装の0系。この顔を見ると「ああ、新幹線だなぁ」と思う。新幹線開業は日本鉄道史の中で最も大きな出来事のひとつであり、その時の顔であったこの車両には乗れるうちに乗っておこう。
(博多南駅にて 2003.09.02)

 ↑上
 同じく0系だが、こちらは「みどりのこだま」車両。シートなどの内装が一新されており、まだしばらく現役にとどまるだろうと思われる。こちらは編成が短くなっている。
(博多南駅にて 2003.09.02)