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鋼鉄の愛馬と魔法の書が君を四大陸へいざなう。 知らない場所、初めての街、さまざまな出会いが軌道の先にある。 シャレてる暇はない。さあ、出発の時間だ! |
第070922号 2007.09.22 |
9/13(木) 序章 A-bike来る
この日の夜、日通のいつもの担当とは違うドライバーが、いつもの担当が懲りずに昼間の留守中に持ってくる荷物を、気を利かせて22時ちょっと前に配送してくれた。荷物は、一昨日通販で「ポチっとな!」した折りたたみ自転車「A-bike」。
そもそもA-bikeというのはどんなものかという事を説明しなければならない。上で折りたたみ自転車と片づけているが、それだけではこれを全て説明したことにはならない。折りたたみ自転車の比ではない小ささ、軽さを備え、歩きよりも楽に早く移動できるアイテム。これはA-bikeという新しい乗り物だ!
事の始まりは8月のお盆に九州に行ったときのANAの飛行機の中だった。ジュースが出てくるまでは意地でも起きていようと、眠気をごまかすために機内においてある通販カタログを手に取った。その中に見つけた、異様なデザインの折りたたみ自転車。それがA-bikeだった。
筆者は普段、鉄道+徒歩、またはどうしても機材が多いときや車中泊がある時には鉄道+車を利用していた。が、どちらも一長一短。徒歩では駅間をせいぜい1つ2つ歩く程度が限界。車では大きな道沿いのポイントしか探せず、また駐車の問題もある。それに運転しながらポイントを探すのは危ないし、何より筆者は車を運転するのが好きではない(^^; そんなわけで、鉄道+折りたたみ自転車というたびてつスタイルは過去にも何度か考えたことがあった。しかし、折りたためるとは言え、そのサイズと重量から、非現実的であるという答えに至っていた。しかし、このA-bikeは過去に導き出したその答えを覆すほどの小ささと軽さを備えていた。
しかし、所詮通販カタログ。20倍コンパクト双眼鏡とかマイナスイオングッズとかトルマリンパワーとかを扱っているようなものに載っている品物を安易に信じるられるほど筆者は純心ではない。
その後、いろいろ忙しくA-bikeのことはすっかり脳裏から消え去っていた。が、翌月、出張で北海道に出かけたとき、再び手に取った通販カタログからはA-bikeが消えていた。やっぱりあやしげな物だったのだろう。
が、消えてしまうと逆に気になるのが人情といいますか…(^^; 出張から帰って仕事も一段落したところで、次の連休は久しぶりに撮影にでも行こうかなぁ〜、などど考えていたときに、ふとA-bikeの事を思い出した。何気なくgoogle先生に聞いてみると予想以上の数がヒットしてびっくりする。一部の人間の間ではかなり騒がれたアイテムらしいのだ。
が、やはりなかなかの難物のようで、見た目の通りあまり頑丈な物ではなく、あまり実用的とは思えない情報がたくさんみつかった。しかし、他の折りたたみ自転車をいろいろ探してみてもやはりこれだけとんがった性能の物はない。でもやっぱり見るからに壊れそうなA-bike。半日悩んだ末に通販で購入
あんなに小さくてちっこいのに5万円以上するのはどういう事かとも思ったが、それを言ったらコンパクトデジカメだってあの大きさで5万とかするし…。いや、5万あればチョイノリ買えちゃうんだけど?とかも思ったが、チョイノリは電車に乗せられないし…。まぁ、半日かけての衝動買いは筆者には日常茶飯事だしぉ
そんなわけでうちにやってきたA-bike。もう22時を回っていたが、試し乗りをしてみる。組み立てはとっても簡単。各部のロックは大切なので一度はマニュアルを見た方がいいと思うが、物作りのわかっている人間なら見れば組み立て方は直感的にわかる程度の物。組み立てたら乗ってみる。危なっ!
いや、これはかなり危ない乗り物であります。バランス悪そうとは思ったが、これほどまでとは…。筆者は知る人ぞ知るチャリダーであり、中学の時からロードレーサーでサイクリングをしたり、大学の時は本州最北端の大間崎までチャリで2週間かけて往復したりと、チャリ経験では決してそこらの一般人には劣らないと自負している。また、そのせいかどうかはわからないが、かなりのバランス感覚の持ち主であり、ボードやスキーなんかも半日で転ばなくなってしまう上達ぶりだし、どんなに酔っぱらってまっすぐ歩けなくても転ばないし、転んでもけがひとつしないという特技をもっている。その筆者をしてもこれだけ不安定なのは乗り物としてどうなのか? 筆者は一輪車教育が始まるはるか前の世代で、一輪車には乗ったことはないのだが、たぶんそれに近いぐらいの不安定さだ。とにかく直進性が悪く、道路の白線の上をはみ出さずにまっすぐ進むことができない。また、極小径のタイヤのせいでちょっとした段差、歩道のたった1cmの段差ですらまともに上れない。重心がかなり後ろにあるため、力を入れてこぎ出すと容易にウィリーしてしまったりもする。やっぱり普通の折りたたみ自転車にしとけばよかったか…
そう思いながらも、まだ写真の整理も終わっていないが、敬老の日の3連休に2日ほどA-bikeでのとりてつを試行してみた。
初日は小海線。持ち歩きにはまったく困らないが、やはり不安は安定性。特に下り坂は恐怖で、一瞬でも気を抜くとフロントがグリっと横を向いて、そのまま「倒れるときは前のめり!」のことわざ(?)を実践してしまいかねない。まぁ、幸いにもブレーキ性能は良すぎるぐらいなので、下り坂では速度の抑制に務めれば安全とわかる。
翌日は東京モノレールで海沿いへ。小海線では上り下りとも坂には向かないと身に染みたので、平地で使ってみた。慣れてきたからか、不安だった安定性も幾分改善してきた。とにかくスピードの出し過ぎには気をつけて、無理をせずに段差や狭いところでは素直に降りる。コツと呼べる物がつかめてきた。それはこれは自転車ではない! A-bikeだ!
この言葉を胸の中で繰り返すこと。「歩くよりはずっと楽」これを心に刻んで自転車ほどを求めなければ意外とイケる。この日は10kmほど走っただろうか。
いろいろな鉄道に持ち込み、いろいろな駅から撮影ポイントを探しながら散歩間隔でA-bikeに乗る。それは歩きながら撮影ポイントを探すことをよしとしていた筆者にこそ、まさに最高のパフォーマンスを発揮してくれた。使える、使えるよA-bike!
不安定さや脆弱さといった弱点は消えたわけではなかったが、A-bikeは筆者の新しいたびてつスタイルに見事に一石を投じる存在となったことは確かだ。というわけで、本格的なたびてつでA-bikeを運用してみることにした。目的地は久留里線。いざ、A-bikeの真の実力が試されるときが来た。
というわけで、いつもにも増して前置きが長くなってしまったが、最後に一言だけ書いておく。これはA-bikeをお勧めしているわけではないと言うこと。再三書いているようにこの乗り物はかなり危ない。車を運転している人には「歩道のない国道をよろよろ走る、いつ転んでもおかしくないおばあちゃんのママチャリ」と形容すればわかっていただけるだろう。繰り返すが、筆者はA-bikeをお勧めしない。筆者としては気に入っているが人には勧めない。理由は危ないから。かなーり危ないから。もしこれを読んだ人が事故に遭っても筆者は責任を持てないし、持たない。そこんとこ、よろしく。
9/22(土) 西八王子〜木更津〜横田〜平山〜木更津〜八王子
さて、いよいよA-bikeの本運用だ。A-bikeという乗り物の特性を生かすため、三脚は持たず、カメラも小型軽量のPENTAX K10Dをチョイス。最近EOS 5Dの出番がさっぱりない(^^; 写りはいいんだが、やはりLレンズを含めたシステムのでかさは持ち出すのに抵抗がある。カメラバッグは最近お気に入りのロープロのスリングショット200AW。片方の肩からたすき状に背負うタイプのリュックだ。リュックタイプは移動中は重さを感じずにいい感じなのだが、いざ機材を取り出そうとするといちいち地面に降ろす必要があるのが難点だ。スリングショットはこの問題を解決。たすき状のまま背負った部分を前までぐるっと回し、お腹の前まで持ってくると、背負ったときには側面だった面が上面となり、そこから機材を取り出すことができる。しかも、レンズなんかもここから取り出せ、地面に置くことなく素早くレンズ交換もできてしまう。まぁ、そういう仕組み上、やや小さめで、5D+Lレンズ、特に100-400なんて巨砲はムリ。いや、無理矢理入れれば入るけど意味ない…。むしろこれは単焦点を楽しんでいるK10Dにこそベストマッチだ。ここのところK10Dばかり使っているのはこのスリングショットが気に入っているから、というのが大きいかも知れない。
って、今回は機材の説明ばっかりだ…(^^;と、ここまで、前置き(笑)
久留里線はだいたい1時間に1本という頻度で走っており、8時台の列車に乗ろうとすると西八王子0510の列車に乗る必要がある。さすがに秋分を明日に迎えるとあって、0430ではまだ真っ暗だ。A-bikeを組み立てて西八王子までひとっ走り。先週、かなりの距離を走ったのがよかったのか、随分と慣れた物で、よっぽどの下り坂とかでなければ危険を感じるほどの不安定には陥らなくなった。
急いでる人はここから読もう!
西八王子でA-bikeを颯爽とたたんで専用のバッグへ。一般的に折りたたみ自転車のバッグはタイヤの大きさに制約されて変な形をしていることが多いが、A-bikeは基本的に長方形にたためるので、バッグに入れても自転車だと気付く人はいないだろう。
御茶ノ水で向かいホームの千葉行きに乗り継ぎ、千葉からはさっぱり引退する気配のない111・113系に乗って木更津着。予定通り0815の久留里行に接続できた。乗り込んだのはキハ38 2号機。お目当てはキハ30だが、今日は走っているだろうか。
今日のテーマとしては稲穂もしくは刈り取った稲と久留里線というのを想定していたのだが…稲刈り、とっくに終わってるじゃん…(^^;
筆者の生活圏内には田んぼがないので、完全にタイミングを見誤った模様…。確かに、前回4月半ばに来たときにすでに田植えの準備をしていて、他の地域よりも半月以上早かった気もする。横田駅付近には広大な田んぼが広がっており、このあたりで狙うつもりだったのだが、いきなり想定外の事態になった。
が、横田駅の手前で雰囲気のいい鉄橋があったので、ちょっと行ってみることにした。横田駅では列車の交換があったのだが、これが3両編成で、先頭と最後尾がキハ30というスペシャルな編成。いつもは2両編成なので、どっちかの1両は木更津駅ではずされるとしても1両は残るわけで、もしかしたら次の列車はキハ30が先頭かも! そんな期待に胸躍らせながらA-bikeで鉄橋に向かう。距離にして500m程度なのであっという間に到着。歩いても大した距離ではないが、たとえ道を間違ってもすぐに戻れるという精神的安らぎは大きい。
あー、また機材の話になってしまうが、5月の末に石巻線に行ったとき以降、携帯地図としてPSPとみんなの地図2を活用しているので、最近はあまり迷ってない。都会ではGPSがほとんど受信できずに機能しないのだが、筆者好みのローカル線に来ると、あっという間に衛星を捕まえてくれ、仮に迷っても現在位置がすぐにわかってしまうという優れものなのだ。撮影ポイントもメモできて、なかなか重宝する。快晴下でも液晶が見やすいのも隠れたお勧めポイントだ。
次にやってきた列車は残念ながらキハ38先頭で、キハ30は木更津側だった。しかし、これで今日キハ30が走ることは確定し、午後には順光になって良い感じだろう。
この鉄橋は逆側からも撮影できそうで、併走している国道からは真横ショットも行けそうだということで、午後にまた来ることとし、横田よりも先の駅へ向かってみる。もちろん列車は行ったばかりなのでA-bikeでだ。
1時間に1本あり、基本的には先ほど降りた横田駅での交換となるので、横田駅付近では上り下り列車が間をおかずにやってくる。なので1時間置きに撮影と移動を繰り返すという感じだ。A-bikeは楽とはいえ、数時間ぶっ続けで乗るようなものでもないので、撮影ポイントを探しながらちょこちょこ移動するにはうってつけだ。
次の便はトップ右の写真の踏切で上下線を撮ったのだが、逆光&瞬曇(しゅんどん)で大した写真は撮れず。あ、瞬曇ってのは筆者が勝手に作った言葉ね(^^;
筆者は基本的に晴れ男なのだが、「さっきまですっごい晴れてたのに列車が来たときだけ曇るんだよねー」ってのは割とある。特に今日の午前中は2回も連続でそれが起こったので、いちいち書くのが面倒なので、現象に名前を付けようってわけで命名。
この間、下り線の木更津側にキハ30のついた編成がもうひとつ走っていることを確認。こちらは前回も撮影したキハ30 62号機だ。久留里線は朝夕をのぞけば4編成が往復運転をする単純な運用なので、これで2回に1回はキハ30が撮影できることになる。ただ、そのかわりと言ってはなんだがキハ37が1編成しかなかったので、こちらはちょっとキビシイかも知れない。
今日はもう彼岸だというのにひどい暑さで、そんな炎天下をタイヤの小さいチャリでセコセコと走っていると必然的に汗だくになる。随分走ったのに全然次の駅に着かないなぁ、と思っていたところでようやく馬来田駅に到着。む、2駅来ちゃってるな(笑)
車の多い国道ではなく、田んぼの中の農道を走っていたので、東横田駅に気付かなかった模様。営業キロで4.5km、鉄橋までの往復分を入れると5.5kmぐらい来たことになる。撮影ポイントでは30分ぐらい列車待ちしてたことを考えると、A-bikeに乗っていたのは30分ぐらい。思ったよりも短い。疲れ的にはもっと乗っていた気がするのだが…。まぁ、歩くよりも2倍は速いけど3倍までは速くなく、スピードはせいぜい10〜12km/hぐらいと考えると妥当な数字ではある。
ちょうど馬来田駅に上り列車が来るので、乗って横田の鉄橋に戻るかどうか迷ったのだが、途中のポイントでもう一本下り列車を撮影することとして見送る。馬来田駅から再び横田方面に戻る。途中のコンビニで昼飯と水分の補給を行う。もう朝から1リットル飲んでいるが、ここでさらに1リットル補給。なんか、暑さで食欲がないんだが…(^^;
そんな炎天下の中、ポイントを探さずに普通に移動すると、あっという間に横田駅さえも通り過ぎて、朝の鉄橋まで戻ってきた。これで10kmは越えた。10km歩くのは大変だが、A-bikeだとそれほどでもないな。まぁ、汗だくなのは気候のせいなのか、A-bikeの仕事率が悪いからなのか…。ここで上下線をそれぞれシュート。上り線は待望のキハ30だったわけだが、順光で鉄橋でその上コスモスまでも取り入れることができて、会心の一枚。てつで良かったと思う瞬間(笑)
午前中は瞬曇やらで今ひとつだったが、この一枚で今朝からの強行軍がすべて報われた感じ。もう今日はこの一枚が撮れただけでもよし、そんな気分になり、日影でゆっくりと休みながら昼食とした。
ご飯食べて休憩したら元気になった(笑)
次は会心のショットを撮ったキハ30の編成が戻ってくるので、それに乗って平山まで行くことにした。平山には前回、風っこくるり号を撮影した鉄橋のポイントがあるのだが、前回そのポイントから平山駅に戻る途中に俯瞰ポイントを見つけていた。天気の都合で前回は見送ったのだが、今回は是非そこで一枚撮ってやろうと考えていた。
時刻表はよく見ていなかったのだが、この列車の次は久留里止まりで、さらにこの列車も終点の上総亀山で1時間休憩してからの折り返し。この列車に乗らないと平山で撮影できないところだった。危ない危ない。やはり、ローカル線を甘く見てはいかんな
再び横田駅でのタブレット交換風景。車両はキハ38 3号機。後ろはキハ30 62号機。今日はこの編成ばかり撮っている気がする(^^;
(横田駅にて 2007.09.22)
平山駅近くの俯瞰ポイントで、斜陽を浴びるA-bike。ハンドルの所からぶら下がっているのは折りたたんだ時用のバッグ。
(平山−久留里 2007.09.22)
前回迷いがちに到着した鉄橋のポイントだが、今回も適当に行ったら別ルートから到着してしまった。っていうか、地図持ってるんだから見て行けという話もある(^^; いや、筆者は迷ってから地図を見る派
それで今までもなんとかなってきたし!
とはいえ、ここで1時間も待ってるのも暑いので、途中気になったもう一つの鉄橋を見に行くことにした。もっと暑いじゃん(^^;
自分でもそう突っ込みを入れたのだが、A-bikeが割と快適なので、すでに2〜3kmぐらいは「すぐそこ」な気分になっているのだ。徒歩の時は1時間待ちでも、撮影ポイントを新たに下見しに行くなんて気にはならなかった。基本的に未知の領域に踏み出すとき、1時間待ちの場合、25分行ってダメならそこから引き返すっていう作戦を取る訳だが、徒歩だとせいぜい2km。ポイントを探しながらだともう少し短くなるだろうか。が、A-bikeなら4kmは行ける。ポイント探しながらでも駅間の半分以上進める計算だ。
実際、そのもうひとつ鉄橋は10分ほどでたどり着くことができた。前回の鉄橋から直線距離で400m、ただ、川を挟んでいるので実際の移動距離は1.5kmぐらいだろうか。歩きだとかなりギリギリな感じだ。しかも歩きだと道を間違えたときのリカバリーが大変なのでムリをせず安全っぽい道のみを行くのだが、A-bikeだと数100m戻るぐらいは楽勝なのでいろいろ冒険できる。今回も地図に載っていないような小さな道を行ったのだが、途中何度も「こっちははずれか?」と思いつつだった。結局は間違いなく一発でたどり着けたわけだが、これが徒歩だったら途中で引き返していた可能性が高い。こう見えても割と冒険しない性格なので
A-bikeは気持ち的にも行動範囲を広げる効果がありそうだ。
肝心の新ポイントは鉄橋が奥まっていて微妙な感じだった。カーブはいい感じなのだが、木々や切り通しの壁が影を作りそうなので、午前中の光の時に実際に来てみないとよさはよくわからない。でも確か前回同業者が陣取っていたのはむしろこっちの鉄橋だった気がする…。
再び俯瞰ポイントに戻ってもまだ30分以上ある。余裕だ。A-bikeの機動力は予想以上の物がある。が、さすがに15km以上移動しているわけで、足の方が随分と疲労している。歩くよりも精神的には疲れないのだが、体はやはり一日歩いてたびてつしたときと同等の疲れが出ているようだ。まぁ、同等なら移動距離が伸びる分A-bikeのほうがよいってことになる。
↑ 折りたたまれてバッグにしまわれたA-bikeと、カメラバッグスリングショット200AW。帽子の大きさからバッグもA-bikeも結構小さいことがわかるだろうか。
(平山駅にて 2007.09.22)
→ 横田駅での列車交換。木更津方面には真っ赤な夕焼けが広がっていた。タブレット交換をしているあいだに、ゆっくりと眺めることができた。
(横田駅にて 2007.09.22)
撮影後、光線的にもう一本はムリだろうって事で撤収。平山駅から先ほど撮影したキハ38 1号機に乗り込む。
このキハ38も全部で7両しか存在しない希少種。その全てがここ久留里線に配属されているわけだが、キハ30やキハ37とのコンビで運用されることも多いため、純粋なキハ38コンビというのは実は非常にレアだ。キハ37も全5両中3両が久留里線配属という希少種だし、キハ30も通常運行しているのは久留里線の3両だけ。久留里線、マジですごい路線
今回はキハ30目当てで来たが、それ以外の車両も「なんだキハ38か」なんて言ったらバチが当たりそうだ。
日没後、車窓からは真っ赤な素晴らしい夕焼けを見ることができた。前回来たときも夕日が素晴らしかったことを思い出した。今度来るときは昼間は逆光でも夕焼けがきれいに撮れそうなポイントを探しておかねばなるまいな。A-bikeがあればそれもそんなに難しいことではないだろう。この鉄道+A-bikeというたびてつスタイルは筆者のてつ人生を大きく変えることになる予感がする。でも、マジで危険なので気をつけよう!