2007年1月1〜10日   表紙へ →次へ

 


2007.01.09(Tue)

■青梅線へ■

 今日から本格的に仕事が始まるのだが、早朝に青梅線を成田臨が走るので出勤前に出かけてみた。日の出前に出なければならず、しかも今日も寒い。
 上り列車で6両ならこのポイントがよさそうってんで、お馴染みの沢井駅付近のカーブにて待つ。到着した時にはまだ日が当たっていなかったのだが、しばらくするとまぶしいぐらいに前面に光が当たるように…。っていうか、当たりすぎです(^^;
 青梅線の201系。若干早めにシャッターを切ってしまったので、開いてしまった左側をトリミング。いやー、マイナス補正してるとは言え、青空がきもちいいね。

沢井駅付近にて
K10D + DA 21mmF3.2AL Limited
21mm 1/1250sec F4.5 ISO 200
JPEG(Silkypix3.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■チキンハート■

 肝心の成田臨はさらにさらに早くシャッターを切ってしまった(T_T) そうなることを見越して、連射するつもりだったのだが、一発切って、あー早すぎた!と思った瞬間に連射のことを忘れていた(T_T) 183・189系 幕張車の31編成。
 白い車体が白飛びしないようにアンダー目に補正していたのだが、こちらもビビリ過ぎて補正しすぎた。RAWで+1EVした。

沢井駅付近にて
K10D + DA 21mmF3.2AL Limited
21mm 1/1250sec F4.5 ISO 100
RAW(Silkypix3.0 +1EV,ハイライト補正+1.5EV,トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

2007.01.08(Mon)

■副産物■

 早朝、夜明け前の空を見てみると雲ひとつない快晴。これはよい朝日の予感! いそいそと支度をし、まだ日の出ていない時間に撮影地に到着。12月までは割と暖かかったのだが、さすがに本格的な冬がやってきたようで、氷や霜柱の状態から察するに今朝は氷点下いったな…。
 そんな寒い中でもがんばれるのは日の出ショットが撮れるから。この季節、日の出貨物の5481レが楽しみなのだ。が、今日は5481レがお休みだった模様(T_T) ただ、来る列車全て、日の出ショットを量産していたらE233が網にかかった(笑) E233系 T1編成の日の出ショット。
 今日はメモリカードの容量が不安だったのでRAWのみの記録にしたのだが、K10Dが作り出す色が気に入っていたのでK10D付属の純正ソフトをインストールしてJPEGをはき出させた。カメラ内の現像と、付属ソフトの現像は同じ設定らしく、まったく同じ色になった。K10Dの色はとてもよい。

豊田S字カーブにて
K10D + DA 16-45mmF4ED AL
45mm 1/1250sec F4.0 ISO 400
JPEG(Silkypix3.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■絶妙な露出とホワイトバランス■

 昨日からしきりに感心しているAE(自動露出)とAWB(自動ホワイトバランス)だが、本当にあとでRAWからSilkypixを使ってJPEGを再生成しなくてもよい、というか、PENTAXのチューニングが筆者が自分でやるよりもいい感じ。筆者がやるとどうしてもわざとらしくなってしまうのだが、K10Dのはき出す画はとっても自然。タキに反射する光がわずかにオレンジっぽいところとか、EF65の側面のテカり具合の飛ぶところと飛ばないところの絶妙さとか。
 CanonのCMOSは発色がいまふたつぐらいなのだが、これはCCDがいいのかPENTAXの絵作りへのこだわりなのか、手の加えようがないぐらい筆者の好みの色が出る。
 EF65 1078号機牽引の8273レ。短いのに驚いていたらフレーミングをミスったのでトリミング(^^; K10Dがはき出す絵がどんなに素晴らしくてもフレーミングまではカバーできない…。

豊田S字カーブにて
K10D + SMC 80-200 F2.8ED IF
100mm 1/400sec F5.6 ISO 250
JPEG(Silkypix3.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■気のせいではなかった■

 今日もE233系がたくさん走っている。T4編成の八王子行。
 これはSIGMAの70-300で撮ったのだが、架線柱と架線柱を結んでいる横の棒に着目してもらいたい。逆光でこのような細いものを撮ると、色収差やフリンジが原因でその周囲に色がにじんで見えることがある。上のでは縮小してもわかるぐらい水色の縁取りができてしまっているのだが、こちらのレンズではそれが見られない。どうやら初日に感じた写りの「?」マークは気のせいではなかったようだ。上の写真はF2.8通しの高級レンズなのだが、いかんせん設計されたのが随分と昔のことなので、コンピュータシミュレーションでしっかりと収差を押さえ込んだ最近のレンズのようには収差を抑え切れていないのかも知れない。
 うーん、ファインダーのぞいてるときは明るくていいのだが、写りに関してはこの安いレンズの方がいいと言わざるを得ないな…。

豊田S字カーブにて
K10D + SIGMA APO70-300 F4-5.6 DG MACRO
210mm 1/500sec F6.3 ISO 160
JPEG(Silkypix3.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■新春名物■

 成田山初詣臨の183・189系C4編成。新しい構図で狙ってみたのだが、影の隙間を狙うのがシビアで、構図まで気が回らなかった。
 今月は成田山や高尾山への初詣のための臨時便がたくさん設定されている。

豊田S字カーブにて
K10D + SIGMA APO70-300 F4-5.6 DG MACRO
133mm 1/500sec F8.0 ISO 160
JPEG(Silkypix3.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■185系にこんなところで■

 こちらは高尾山初詣のための臨時列車。予定では大宮の183系だったのだが、急遽この185系に変更された。大宮の183系には初詣の表字幕を持ったのがいて、それを撮りたかった気もするのだが、でもいつも水上に行くときに使っている185系が来るってのもそれはそれで撮りたい(笑)
 はまかいじに使われている横浜の185系とは塗装が違う大宮の185系 OM03編成。一番左のライト切れてますよ〜(^^;

豊田S字カーブにて
K10D + SMC 80-200 F2.8ED IF
93mm 1/400sec F5.6 ISO 100
JPEG(Silkypix3.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■煩悩■

 置き換えがすごいペースで進んでいる201系だが、いきなりT108編成登場。先週までT104までじゃなかった? いきなり108って…。201系の置き換えが予想以上に速いペースなので、いつまで見られるか心配になってきたなぁ。

八王子−西八王子間にて
K10D + SMC 80-200 F2.8ED IF
93mm 1/1000sec F5.6 ISO 200
JPEG(Silkypix3.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■釜中心■

 今朝、暗い内に下っていった貨物が戻ってくる。下るときとは向きが変わって原色のEF64 22号機が先頭だ。22号機は貴重なので撮りに行くことは決定なのだが、豊田S字は遠いので家の近くで撮ることに。俯瞰気味で撮れるのはいいのだが、長い編成が入らない場所なので、22号機さえ写ってりゃいいやと開き直った(^^;
 このレンズ、逆光じゃなければ色にじみは出ないようなので、安いレンズにはまねできない、絞りを開き気味にして後ろをぼかした写真を撮ってみた。でも撮像素子の小さいK10Dでの93mmでF4じゃ、素子の大きい5Dの135mm(K10Dの93mmは5Dに換算すると1.5倍の焦点距離になる)のF5.6と大差ないかも(^^;

八王子−西八王子間にて
K10D + SMC 80-200 F2.8ED IF
93mm 1/2000sec F4.0 ISO 100
JPEG(Silkypix3.0 +1/3EV,ハイライト補正+0.5EV,トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■忘れてた■

 逆光じゃダメだって言ってるのに、また逆光でこのレンズを使ってしまった。電柱が見事に水色に縁取られてる…(^^; このショットで確信したね。やっぱ、逆光で使っちゃダメだ。
 いい感じに斜光がさしていたのだが、185系の高尾臨が来た瞬間だけ太陽が雲間に隠れてしまった。そのおかげで妙に夕方っぽいショットになってしまった。でも雰囲気はなかなかよい。K10Dはハイライトが粘る割に、完全にテカっているところとかの飛んで欲しいところはすっと飛んでくれる。αSDでもテカり具合はよかったのだが、こちらは全般的に白飛びしやすかったからなぁ。逆に5Dはなかなか飛ばない上に、ソフト的に白飛びを無理矢理押さえ込んでいるようなフシがあって、てかりがちょっと苦手な気がする。

西八王子駅付近にて
K10D + SMC 80-200 F2.8ED IF
120mm 1/500sec F5.6 ISO 160
JPEG(Silkypix3.0 +1/3EV,ハイライト補正+0.5EV,トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■ごーるで〜ん■

 年末に味を占めたので、EH200の2089レのゴールデンショットを再び狙う。前回と同じでは芸がないので、今回は縦構図で狙ってみた。ほとんど真逆光で盛大にフレアが生じるのを、歩道橋の影に入ってなんとか防ぐ。本当はもっと輝度差が大きい感じでまぶしくて仕方がないのだが、さすがにそこまでは再現できないか…。EH200 4号機とコキとタキの混成編成。
 こういう特殊な光線の場合、優秀なAWBでもさすがに対応できず、思ったよりも黄金色に染まらない。そんなときのために手動ホワイトバランス調整があるのだが、K10Dのそれは直前に撮った画像で調整具合をリアルタイムに反映してくれるので非常に調整結果がわかりやすい。実際の風景と液晶画面を見ながら、同じような色になるように色温度を上げ、さらにアンバー側に思いっきりずらした。でも本当はもっとオレンジっぽかったかなぉ。でも後からソフトで色をいじるのでなく、実際の風景を見ながら思い通りに調整できるってのは素晴らしい! 5Dでは調整しては撮影して結果をみてまた調整といった具合で、「ムッキーっ!」ってなったからなぁ(^^;

西八王子駅付近にて
K10D + SIGMA APO70-300 F4-5.6 DG MACRO
300mm 1/400sec F5.6 ISO 250
JPEG(Silkypix3.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

2007.01.07(Sun)

■レンズいろいろ■

 実は体調を崩してたりして、K10Dをほっぽりっぱなしだった(^^; 本日、若干微熱気味ではあったが、引きこもっていると治るものも治らんと思い、薬を買うついでにレンズを買いに行った。<どっちがついでだよ!? さすがに魚眼レンズと80-200F2.8の大砲だけじゃ何も撮れない。
 まずは標準レンズだが、来春にF2.8通しの標準ズームが出る予定なのだが、標準レンズはスナップ中心なのでそこまでいい物はいらんだろうってことで、以前にも所持していて結構いい写りだったDA 16-45mmF4ED ALを再び購入した。
 家の窓から試写してびっくり! 青空が素晴らしいよK10D! Canonの絵作りでもっとも不満のある青空の描写でいきなりPENTAX圧勝!青空を撮っただけでPENTAXの虜になりましたよ!

自宅にて
K10D + DA 16-45mmF4ED AL
16mm 1/1000sec F5.6 ISO 100
JPEG(Silkypix3.0 +1/3EV,リサイズ,アンシャープマスク)
 ちなみにほぼ同じ画角で撮った5Dでの画像。適当に撮ったのでISOとか違うけど、露出は同じなので気にしない気にしない(^^; K10Dのは-1/3EVで撮ったのだが暗めだったのでソフト上で+1/3EVした。5Dだと-1/3EVがちょうどいいんだけどね。この画像では広角なのであまり違いはないように見えるが、給水タンク付近の青空を比べて欲しい。Canonは空をこの薄い水色にしたがる傾向にあり、それがウソっぽくて嫌いだったのだ。さらにK10Dはこれが「ナチュラル設定」であり、5Dは「風景/コントラスト+1彩度+1」の設定であることを追記しておく。5Dでなんとか好みの青空にするために設定をいじってあるのだが、K10Dではこれが初期設定なのだ。しかも5Dは青空が好みのSigmaレンズを使ってこれなのだ。筆者の感動が少しでもわかってもらえれば幸いである。なお、適当に手持ちで撮った厳密に比較するためのサンプルではないことを念を押しておく。

自宅にて
5D + SIGMA12-24 F4.5-5.6 EX DG /HSM
24mm 1/2000sec F5.6 ISO 200
JPEG(Silkypix3.0 +1/3EV,リサイズ,アンシャープマスク)

■すごいかもK10D■

 で、これはなんと奮発したDA 21mmF3.2AL Limited! いわゆるパンケーキレンズと呼ばれる小型レンズだが、こいつはそこまで薄くはないけど…。これは道具は使えりゃ見た目はどーでもいいんだという筆者さえもうならせる、アルミ削り出しの外装。写真みたときにゴムだと思っていた変なフードもアルミだったのには驚いた。K10Dに着けたとき、思わずニヤニヤしてしまう、何故か嬉しくなってしまうレンズ(^^; ちなみにこいつは、去年のαSDと5Dなどで貯まっていたヨドバシのポイントで全額払い、タダでもらったも同然(笑) えー、5万円貯まるのにいくらヨドバシに投資したのかは考えない方向で(^^;
 で、これはレンズとは関係ないと思うのだが、真っ黄色の花を撮ったのに色飽和も色転びもしていないというものすごい画。太陽の当たっている黄色い花をふつーに撮ったら、必ずハイライトが飽和したり白っぽくなったりするものなのだが…。ホワイトバランスも若干引っ張られてるだけだし、K10Dの画像処理ってすごいかも!?

自宅付近にて
K10D + DA 21mmF3.2AL Limited
21mm 1/800sec F5.6 ISO 100
JPEG(Silkypix3.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■すごいかもLimited■

 こういう風に街中でスナップを撮るように買ったレンズなのだが、何気ないこの葉っぱの落ちた冬の木と青空というのが、デジカメには非常にキビシイお題だったりする。単板の原理的に斜めの線が苦手で、また枝と青空というコントラストが極端に変化する境界にはフリンジなどが生じやすい。またこのポイントは、レンズにしても色収差が出やすいところ。しかし、Limitedだからか画像エンジンががんばったのか、四隅でさえ気になる収差等は見られない。ま、直接5Dと比べてないが、5D+28-135だったら色収差でるよ、たぶんね(^^;
 ま、買ったばっかりでウキウキ気分なので、なんでもよく見えるだけっていう話が一番真理なのかも(笑)

自宅付近にて
K10D + DA 21mmF3.2AL Limited
21mm 1/500sec F5.6 ISO 100
JPEG(Silkypix3.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■ただのはっぱなのに…■

 ボケを見たくて撮ってみたショット。光の当たってるところの飛び具合が絶妙。ピントのあったところの葉っぱの質感とか、葉っぱの輪郭でギザギザしてるところで反射している点光源のきれいなボケとか、家に帰ってきてモニタで等倍(ファイルサイズ4MB でかいので注意!)で見てみて息を飲んだ。もう受光素子のサイズなんて関係ないんだと思ったね。いや、たぶん5Dだっていいレンズ使ったら、もっといいんだろうけど(^^; Canonのいいレンズって高くて買えないよ!(T_T)

自宅付近にて
K10D + DA 21mmF3.2AL Limited
21mm 1/250sec F3.2 ISO 100
JPEG(Silkypix3.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■でもって望遠■

 去年は本気撮りは5D、毎日持ち歩く用がαSDというふうに分業していたのだが、K10Dは両者の間という微妙な位置づけ。が、αSDと並べてみると実はそんなに大きさは変わらなかった。もともと小型のPENTAXのistDシリーズと比べると大きいが、他社と比べるとそれほど大きくない。これなら普通に毎日持っていけるなぁ。ってなわけで、80-200F2.8はでかくて重いので、持ち運びようの小さい望遠レンズも購入。
 PENTAXの50-200mmは確かに小さいのだが、普段から400mmを使い慣れている筆者としてはやっぱり換算300mmだとちと心許ない。というわけで、SIGMA好きの筆者としてはαSDでも大変重宝しているSIGMA APO70-300 F4-5.6 DG MACROをチョイス。定価は高いけど何故か売値が激安だしね(笑) その分、見た目や作りが安っぽいが、それを補ってお釣りが来るほど写りがいい、これが大事。
 モデルは115系スカ色のM1編成。K10Dのホワイトバランスとオート露出はかなりいい出来っぽい。

浅川鉄橋にて
K10D + SIGMA APO70-300 F4-5.6 DG MACRO
120mm 1/640sec F5.6 ISO 160
JPEG(Silkypix3.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■おお、原色52号機が!■

 試し撮りに来ただけなのだが、どうも同業者の集まり具合から察するに、今日の貨物2459レは原色が先頭で来るっぽい(笑) で、予想通り原色の52号機、次位は64号機。ちと甘ピンだし影も落ちかけてしまったが。意外とというか、80-200F2.8よりも色収差が少ないように思えるんだが…(^^; まあそれは順光だからということで評価は先送りするとして、ボケもこっちの方がいい気がするんだけど(^^; とにかく、値段の割には非常に良く写るレンズだってことで!

浅川鉄橋にて
K10D + SIGMA APO70-300 F4-5.6 DG MACRO
120mm 1/800sec F5.6 ISO 200
JPEG(Silkypix3.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■夕景■

 帰りがけに夕日がいい感じだったので八高線を一本撮影。ボディに反射した光でAE(自動露出)が騙されてどアンダーの露出になりがちな状況だが、ほぼ適正露出(+1/3EVしてるけどね)。5Dではなかなかいい色になってくれない夕日ショットだが、K10Dはオートで問題なし。っていうかこれは5Dのオートホワイトバランスが悪いんだけど。
 ちなみに別なテストで太陽を直接画面に入れて撮ってみたが、もちろん逆光でどアンダーにはなるのだが、それでもかなりがんばってシルエットになるのを防いでたので、K10DのAEは本当に出来がいいのかも。
 八高線の205系3100番台、84編成。
 進化の速いデジカメ界で5Dから1年経っているだけあって各社ともに成熟しつつあるのかも知れない。K10D、80-200を使ったときは「?」だったが、今日のテストでは写りにはほとんどケチのつけようがないなぁ。

浅川鉄橋(八高線)にて
K10D + SIGMA APO70-300 F4-5.6 DG MACRO
100mm 1/400sec F8.0 ISO 160
JPEG(Silkypix3.0 +1/3EV,トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

2007.01.01(Mon)

■初乗り■

 深夜まで忘年会をし、年越しそばを食べてからの帰り。終夜運転している中央線を待っていたらやってきたのはなんとE233系。武蔵小金井行で八王子までは行かなかったのだが、せっかくだから乗ってみた。E233系 T3編成。女性専用車の1号車に乗ってみたのだが(この時間は女性専用ではないので、念のため)、言われてみればつり革が低いような気がした。シートは割とゆったりで、よく眠れた(笑)

武蔵小金井駅にて
5D + EF28-135 F3.5-5.6 IS USM
28mm 1/15sec F5.6 ISO 1600
RAW(Silkypix3.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■新しい相棒■

 去年も1/1にαSDを買ったが、こいつは12/31に買った、PENTAX K10D。忘年会が中野であったのだが、行く途中ちょっと時間があったのでフジヤカメラをのぞいてみたら4つ在庫があるということだったので、その場で購入した(^^; いや、どうせ買うつもりだったし、ヨドバシにはいつになっても入ってこなかったから…。
 で、一緒に買ったのはこの10-17mmの魚眼ズーム。1本目のレンズにこいつを買うやつはいないんだろうなぁ。

自宅にて
5D + EF28-135 F3.5-5.6 IS USM
135mm 1/8sec F5.6 ISO 800
RAW(Silkypix3.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■初撮り■

 意外と二日酔いが軽かったので、K10Dを持って初撮りに出かける。お目当ての外房初日の出号、E255系 Be-01編成。知人からずーっと借りっぱなしのニッパチズーム、FA☆ 80-200 F2.8ED [IF]。
 レンズが明るいせいか、ファインダーが良いせいか、目の悪い筆者がマニュアルフォーカスできるぐらいよく見える。K10Dは電源供給ができるマウントに戻ったので*ist Dでは使えなかったパワーズームも動く。
 が、今になってみるとこのレンズ、結構二線ボケだし、色収差もいっぱいでるなぁ。色収差はデジカメだからかもしれんけど。1000万画素なんだけど、1画素が小さい分5Dよりも高精細っぽい。そしてその分手ぶれや被写体ブレに非常にキビシイ! この構図で1/800secでも被写体ブレがわかってしまうほどの高精細(^^;

豊田S字カーブにて
K10D + SMC 80-200 F2.8ED IF
90mm 1/800sec F5.6 ISO 160
RAW(Silkypix3.0 +1/2EV,トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■縦撮り■

 K10Dはボディ内手ぶれ補正を搭載しているのだが、CANONやNIKONのレンズ内手ぶれ補正と違って、その構造からしてこのように望遠気味に構図を取るときにファインダー像がぐらぐらと揺れる。やっぱ望遠の時はレンズ内補正の方がいいね。
 写りの方だが、白飛びしたと思っても実際は飛んでいなかったりと、意外とダイナミックレンジは広い? とは言え、やっぱり飛ぶときは飛ぶのであくまでも予想してたのよりも広いという程度。さすがに5Dには及ばないっぽい。ま、10万で買えるカメラが30万以上するカメラを超えてもらっても困るんだけど(^^;

豊田S字カーブにて
K10D + SMC 80-200 F2.8ED IF
200mm 1/800sec F5.6 ISO 200
RAW(Silkypix3.0 +1/2EV,ハイライト補正+2EV,トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)