2011年8月11〜20日   表紙へ ←前へ →次へ

 


2011.08.17(Wed)

■晴れた!■

 今日は最終日。雲が多めで朝日が差すかどうか気をもんだが、始発列車にはいい感じに光があたってくれた。
 しかし、昨日の夜、バルブ撮影で遊んでいて連写設定に戻すのを忘れていたので、早めに切った1枚だけしか撮れなかった。トリミングして対応したが、このアングルでは昨日の作例のように43mmがちょうどいいかも。
 キハ120の2連は始発のみ! なにげにキハ120の複数連はカッコイイ。

須佐-宇田郷にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/400sec F5.6 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■朝日頑張る■

 北東側からは早朝のみ順光となる。橋の高さを強調する構図で、キハ120の車体が朝日に輝く。

宇田郷-須佐にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/500sec F5.0 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■最後の頑張り■

 急に真っ黒な雲が広がり、朝から豪雨の気配。
 そんな中、奇跡的にキハ47に光が差す。背景の空が真っ黒なので、輝く車体が強調される。
 この後、トイレのために一度道の駅行き、再び戻ってくると大粒の雨が降り出した。

須佐-宇田郷にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/500sec F5.0 ISO 320
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■締めの一枚■

 豪雨の中の列車も悪く無いと、びしょ濡れになりながら列車を待ったが、直前に雨が上がり空が明るくなってきた。日は出なかったが水蒸気が立ち込めた雨上がりの1枚が撮れた。
 昨日このコンクリ橋に来て最初に撮影した10時台の下り列車。これでちょうど丸1日このポイントで撮影したことになる。このポイントはどの時間帯でも構図が工夫できて楽しいので、ぜひ一度訪れてみて欲しい。
 長かった今回の遠征だが、結局山口県内の山陰本線すらすべてを回ることはできなかった。でも天気が悪いなりに自由に楽しく過ごせ、満足のいく旅だった。できればもう少しゆっくり回りたかったが…(^^; 回りきらなかった区間については、次の機会の楽しみにとっておくことにしよう。
 ありがとう山口県、そしてさらば、また来る日まで!

須佐-宇田郷にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/400sec F5.0 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2011.08.16(Tue)

■朝の飯井駅俯瞰■

 晴れたので予定通り飯井駅俯瞰に向かう。サイドにはなんとか日が回るが半逆光状態で、湿度が高いのもあってコントラストが低い。朝らしいといえば朝らしいが、この清々しさを写真で伝えるのは難しい。2本目の下り列車はキハ47。タラコ色と広島色の混色編成だった。ちょっとちぐはぐだが、この大俯瞰では目立っていいかもしれない。朝と夕方の両方を撮影でき、このポイントはひとまず満足。
 今日で一応最終日で、明日は鳥取へ帰るのだが、山陰本線を浜田まで上るという目標の半分も進んでいない(^^; そこで、この後は今回の旅でどうしても撮っておきたかった宇田郷-須佐のコンクリ橋に向かう。

飯井-長門三隅にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/320sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 コントラスト,リサイズ,アンシャープマスク)

■プチ余部■

 宇田郷-須佐のコンクリ橋。橋の構造は全然違うが、余部鉄橋を小さくしたような雰囲気の橋。橋はちょうど南北に向いており、両側に道路があるので全ての方角から撮影できる。時間帯や天候によっていろいろな撮り方ができ、一日中いても飽きない橋だ。
 午前中はこちらからが順光なのだが、残念ながら曇ってしまった。橋は余部鉄橋よりもかなり小さく、6両ぐらいでいっぱいいっぱいかな?

須佐-宇田郷にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/400sec F7.1 ISO 250
JPEG(SilkypixDSP 5.0 +0.2EV,リサイズ,アンシャープマスク)

■車窓から■

 曇っていたので、鉄橋を列車で渡ってみることに。車を撮影ポイントの空き地に置いたまま、チャリで宇田郷駅へ行き、そこから須佐まで1駅だけ乗車。キハ120 19号機の車窓から、鉄橋を撮ってみた。
 いやー、あっという間に通過。ほんと短い(^^;

宇田郷-須佐にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
28mm 1/160sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■間に合った!■

 須佐駅で下車し、チャリでコンクリ橋まで戻る。書くのは簡単だが、この橋は宇田郷からは平地で2kmほどだが、須佐駅からは細い峠道を6〜7kmほど走らなければならない。次の列車が1時間後で、最初は余裕で戻れるだろうと思っていたのだが、途中からかなり本気で飛ばしてなんとか間に合った。舗装はされているが車1台がなんとか通れるぐらいの道で、下りでは車に道をゆずられてしまうという微笑ましいシーンもあった(笑) 狭い道で連続する下りカーブなら自転車のほうが速いかもね。
 なんとか間に合ったキハ120。頑張ったご褒美に神様が最高の日差しをプレゼントしてくれた! 午後はこのアングルが順光。

須佐-宇田郷にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/400sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■波しぶきを浴びながら■

 北西側は浜辺から見上げる構図。波打ち際に大の字に横になって、波しぶきを浴びながら超ローアングルでパシャリ。ちょうどいいタイミングで波しぶきが上がってくれた。
 左下に見きれなかった自分の足が入ってしまったのでトリミング(^^; トリミングと同時に、敢えて少し傾けてみた。K-5の内部機能でトリミングだけでなく1度単位に回転させることもできる。

宇田郷-須佐にて
K-5 + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM
18mm 1/400sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■北東から■

 こちらは北東からのアングル。線路よりやや高い道路から。あまり橋らしさはでないが、こういう構図が撮れる場所はあまりないので狙ってみた。先ほど乗車したキハ120の19号機。

宇田郷-須佐にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/1000sec F5.6 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■真東から■

 夕日でシルエットなどが狙える。これは夕暮れよりも1本前の列車。
 ほとんどの列車が須佐駅で交換するため、1時間待ちの後に国電パンチのように上下線が連続で襲ってくる。チャリがあるとポイント移動に便利。

須佐-宇田郷にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/1250sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■そして夕日…■

 三脚を立てて気合を入れて夕日ショットを狙う。列車と日没のタイミングはほぼベスト…だったのだが、橋と夕日が干渉しそうになり、もっといい位置がないか周囲をうろうろしている瞬間に列車が通過…。今回の旅で最大の失敗となった(T_T)
 刻一刻と変化する夕日をうまい具合にアングルに入れるには、慣れた場所で綿密に計算しないといけない。今回は便利ズーム&手持ちで狙うべきであった。残念すぎる…。

須佐-宇田郷にて
K-5 + DA 70mm F2.4 Limited
70mm 1/800sec F4.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■居残り練習■

 夕日を逃したのが悔しかったので、残照でなんとか撮れないかと粘ってみた。しかし、次の列車が来る頃にはすっかり暗くなってしまった。半分意地になって長時間露光で撮影してみた。狙った画とは違ったが、これはこれで綺麗だったので、凹んだ気持ちもちょっぴり回復。
 ちなみにキハ120単行の光。
 撮影の後温泉に入ろうと思ったのだが、休館日だったりつぶれていたりで入ることができなかった。明日、午前中撮影したら帰路に着くのでまぁいいか…。

須佐-宇田郷にて
K-5 + DA 21mm F3.2AL Limited
21mm 5sec F3.2 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2011.08.15(Mon)

■日の出■

 始発列車の前に撮影ポイントを探しながら移動する。朝日が綺麗に見えて今日は天気がいいと思ったのだが…。

三見-玉江にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
48mm 1/125sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■萩駅■

 レトロな萩駅。現在の駅は左側の棟で、小さな無人駅。右側が昔の駅舎で今は国鉄時代のグッズを展示しているらしい。朝イチだったので開いてなかった(^^;
 萩の街の中心駅は東萩駅。
 先程の朝日は夢だったようで、完全にどん曇り。

萩駅にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
24mm 1/50sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■区間が変わった■

 下関-長門市がひとつの区間になっており、萩は長門市-益田の区間となる。この区間の上り始発列車はキハ47の2連。曇っていたので空を入れない構図を選択。この鉄橋は結構大きい。

萩-東萩にて
K-5 + FA☆80-200mmF2.8ED[IF]
100mm 1/400sec F5.6 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■キハ120■

 昨日曇ってしまった青海島が見える鉄橋にリベンジするべく、東萩まで東進した後、昼に長門市に行くために西へ折り返す。
 三見駅を過ぎたところでついに雨が降ってきた。列車の時間が近づいてきたがよい撮影ポイントが見つからなかったので、次点のポイントで待ち構えた。
 やってきたのはキハ120の単行。下関-長門市ではキハ120を見かけなかったのだが…。キハ120は輸送量の少ないローカル区間用の車両なので、長門市-益田はそういう路線という理解でいいのだろう。本数もぐっと少ないしね。

飯井-三見にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
78mm 1/500sec F8.0 ISO 500
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■今日もダメだった■

 この鉄橋で順光となるのはお昼のみすゞ潮彩のみ。やってきては見たものの、雲間などなく勝率は0%だった。空がどうしようもなかったので、手前の堰を入れてみた。晴れてれば堰を見きって青空を入れたいところなのだが…。
 2両編成だとこれぐらい引かないと入らないよ、という証拠写真程度のみすゞ潮彩(T_T)

黄波戸-長門市にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/640sec F7.1 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■場所によって天気が違う■

 天気が悪いからどうしようかなぁと思いつつ、朝見つけておいたポイントへ移動する。と、このポイントでは先程の曇りが嘘のように、晴れていた。
 いかにも山陰らしい風景を行くキハ47(後撃ち)。この下が海水浴場になっており、路肩には車がいっぱい。

三見-玉江にて
K-5 + DA40mmF2.8 Limited
40mm 1/800sec F6.3 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 本命の下り列車はキハ120の単行だった。キハ47の2両編成でもいいように上の写真よりも右を少し広くして待っていたのだが、余計な心配だった(^^;
 見比べてみるとキハ120の小ささがよくわかる。

玉江-三見にて
K-5 + DA40mmF2.8 Limited
40mm 1/800sec F6.3 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■飯井駅大俯瞰■

 ここも午前中西進しているときに目をつけていたポイント。夕方には順光になると予想していたのだが、日没近くまで待っても側面までは日が回りそうもない。写真奥手が南になるので、基本終日逆光となるポイントのようだ。
 キハ120はまったく目立たない(笑) どこにいるか探してみよう!
 山陰ではよくある小さな入り江の小さな漁村。この写真の中に集落の民家が80%以上入っている。集落の真ん中を流れている川が萩市と長門市の境になっており、同じ集落なのに行政区分が分かれている。政治ってのはそんなんでいいのか? どちらの市にとっても端っこなので学校がない。結構遠くまで通わないといけないんだろうな。しかも集落の西と東で別な学校なんだろうか?

飯井-長門三隅にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/320sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■日没コールド■

 もう一本後には集落は完全に山の影に入ってしまった。俯瞰ポイントはむしろ朝イチが正解のようだ。
 俯瞰ポイントからの撮影を諦め、集落の高台に行ってみた。飯井駅を発車した列車が、瓦屋根の向こうでゆっくり加速していく。
 明日一番に再度俯瞰撮影にチャレンジするため、昨日に引き続きさんさん三見道の駅で車中泊。温泉は写真に写っているバイパスで西に行った湯免温泉を利用。露天風呂はややぬるめでずっと入っていられ、値段も500円とリーズナブル。明日もここを利用しようと思ったら、明日は休館日とのこと(^^;

飯井-長門三隅にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/200sec F5.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2011.08.14(Sun)

■K-5は逆光に強い■

 日の出前に綺麗な朝焼けが広がり、田園地帯で始発列車を待ったのだが、残念ながら列車が来る前に朝焼けは終わってしまった。朝2番の列車は長い鉄橋から逆行で狙った。
 シャドウ補正は逆光で撮るときに便利。

長門粟野-阿川にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
24mm 1/500sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■カニ天国■

 上の写真の鉄橋の南西側には、小さなトンネルで線路をくぐって行くのだが、このトンネルの中にものすごい数のカニが生息していた。カニの天国なんだが、絵的にはカニ地獄(^^;
 何種類か混じっているようだったが、すべてオカガニ系だと思う。昨日は満月だったのでちょうど産卵の時期かとも思ったが、卵を抱いているメスがいなかったので違うかもしれない。メスを抱えているオスが多数見受けられたので交尾のために集まっているのかも。赤い色は全部オスで、メスは茶色くて地味で小さい。

阿川-長門粟野にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
78mm 1/60sec F5.6 ISO 2000
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■クマゼミ■

 山口県にはクマゼミが分布しているが、鳥取県の少なくとも鳥取市近辺ではクマゼミは見かけない。山口県の植生は鳥取県とはだいぶ違うので、同じ日本海側でもなにかしらの見えない境界線があるのだろう。鳥取と山口の間に長々と横たわる島根県は、南北にも長いしね。ミンミンゼミとニイニイゼミとヒグラシは見かけたが、アブラゼミは見かけなかった。鳥取県ではアブラゼミがメイン。

阿川-長門粟野にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
135mm 1/160sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■キハ40の2連■

 昨日と同じなら上りの始発列車はキハ40の2連だ。鉄橋の反対側に回ると順光となる。しかし、逆側の土手は木々が茂っていて撮影困難だった。何かわからないが三角柱のコンクリートのオブジェクトがあったので、よじ登って撮影。結構不安定で怖かった。大きめの脚立があれば木々がクリアできそうだが…。
 キハ40の前から2079、2121号機。

阿川-長門粟野にて
K-5 + DA 70mm F2.4 Limited
70mm 1/500sec F5.6 ISO 320
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■天気は下り坂■

 早朝は太陽も見られたが、7時にはもう雲が広がってきた。日が差しそうもなかったので長門粟野駅の跨線橋から入線してくるキハ40を撮影。跨線橋のフェンスの目が細かったため、這いつくばって下の隙間から撮影している。看板や電線が見切れてないが、撮っているときは気づかなかった。それぐらい厳しい体勢だったのだ(^^;

長門粟野駅にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
135mm 1/320sec F7.1 ISO 800
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■のんびり撮影■

 滝部の先では本数が減少し、相対的にキハ40の単行の割合が増加する。天気もイマイチなので、のんびり撮影。
 それほど曇っているわけではないのだが、日が出ている時間が短く、列車が来るときにうまい具合に晴れてくれない。残念。

黄波戸-長門市にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/640sec F5.6 ISO 500
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 上と同じポイントで位置を変えて。筆者は横位置で撮影しているが、縦位置で撮影した作例をいくつか見たことがある。まぁ、確かに横構図で真ん中に縦一本列車を入れる構図は普通選ばないよな(^^; 日は差していないけど向こうには青空が広がってたんだよと伝えたくて、この構図になった。
 キハ47で後ろの車両がタラコ色の混色編成。昨日と一昨日は見かけなかった車両だ。

黄波戸-長門市にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/640sec F5.6 ISO 250
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■島と海と鉄橋■

 後ろに青海島が見える鉄橋。かなり気に入ったポイントだ。この時にはまだ南側まで日がまわっていなかったが、みすゞ潮彩の頃にはちょうど順光になりそうだった。短い鉄橋なので2両は厳しいのだが、このポイントで狙うことにした。1両編成だといいかんじに収まる。キハ40の2121号機。

黄波戸-長門市にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/800sec F5.6 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 長門市で折り返してきたところを逆側から。こちらからだと海も島も入らず、普通の鉄橋風景。こちら側なら木が邪魔にならないので2両編成でも入る。
 だんだん雲が増えてきて、みすゞ潮彩の時には日が出ず、待った甲斐もなく轟沈した(T_T)

長門市-黄波戸にて
K-5 + DA 21mm F3.2AL Limited
21mm 1/640sec F6.3 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■ポイントを変えたら晴れていた■

 折り返しのみすゞ潮彩は朝の鉄橋で迎撃。こちらのポイントでは見事に晴れていた。嬉しかったので青空をいっぱい入れてみたが、川面もきれいに青空を映しているのでもう少し水面を多く入れても良かったなぁ。天候はベストだったが、構図はちょっと悔いが残った。でもそこそこ満足。

長門粟野-阿川にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/640sec F7.1 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■ついに崩れた■

 みすゞ潮彩の後、やっぱりさっきの青海島が見える鉄橋が気になって戻ってみたが、そっちはさらに雲が増えててどうしようもなかった。夕方は朝日を逆光で撮った鉄橋が順光になるはずなので、油谷湾(ゆやわん)温泉ホテル楊貴館で温泉に入って時間を調整。露天はなかったが、内風呂から油谷湾を展望でき、よい温泉だった。
 時間と共に雲が広がってきていたのだが、鉄橋に着くなり大粒の雨がものすごい勢いで降り始めた。ちょうどポイントで構えてしまった後で、列車の時間が迫っており傘を取りに行くことができなかった。びしょ濡れになりながら列車を待ち、結局5分ほど遅れてやって来た列車をゲット。変に瞬曇するよりは、いっそのこと豪雨のほうが諦めがついていい。雨の中の写真って意外と少ないしね。

長門粟野-阿川にて
K-5 + DA 70mm F2.4 Limited
70mm 1/200sec F4.5 ISO 500
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■リベンジ果たせず■

 昨日撮れなかった4両編成のみすゞ潮彩。土砂降りではあるが今日こそはゲットしようと、昨日失敗したポイントの逆側にある跨線橋の上で待ち構える。防滴仕様の便利ズームDA18-135を装着し、防滴ではないGPSユニットを取り外してカメラを設置。レンズに水滴がつかないように傘でかばっていたのであまり意味はなかったかもしれないが、本当にたらいをひっくり返したような雨だったので用心に越したことはない。
 しかし、豪雨の中待った挙句に来たのは2両編成のみすゞ潮彩…。日曜日なのになんで金曜日より短くなってんの? 納得行かないんですけど! 4両構図に2両という寂しいショットになってしまった。気力尽き、折り返しは撮影せずに道の駅へ。カーナビには載っていない萩・さんさん三見という新しい道の駅でふて寝。

長門二見-滝部-にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
88mm 1/400sec F7.1 ISO 1250
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2011.08.13(Sat)

■空は秋の気配■

 線路沿いに道の駅がなかったので、昨日は内陸に入った道の駅きくがわで車中泊。暑かったがそれなりに眠れた。
 始発列車の撮影ポイントを探して北上していると、雲がいい感じだった。日の出には早く、走行写真は厳しいと判断して停車中を狙った。早くも秋を感じさせるうろこ雲。

宇賀本郷駅にて
K-5 + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM
13mm 1/250sec F7.1 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■キハ40の2連■

 宇賀本郷駅を撤収する直前、オマケ程度に逆光の上りを撮影。すでに機材を片付け、便利ズームで適当に狙ったら、貴重なキハ40の2連だった。ああ、もっとちゃんと撮ればよかった(T_T) まぁ、日の出もまだだしこんなもんか…。

宇賀本郷駅にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
26mm 1/250sec F6.3 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■逆光キハ47■

 良いポイントが見つからないまま日の出を迎えた。長門二見駅のホームから超逆光で撮影。こういう時にシャドウ補正は威力を発揮する。広島色はタラコ色と違って光線具合が悪くても発色してくれるので、どう撮ってもよく写る。

長門二見駅にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
24mm 1/400sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■聞いてないよー!■

 可愛い鉄橋を見つけ、壁画もあり、順光で青空ということで、超広角で狙う。派手に電線が入ってしまうが、そこは見逃して欲しい(^^;
 で、やってきたのはなんとみすゞ潮彩編成、かつ後ろにキハ40のついた3両編成。時刻表の上では普通列車の表記。聞いてないよ! 2両編成と思い込んで構えていたのに…。みすゞ潮彩編成の指定席車両は窓の形状が変わっており、構図的には良かった。

長門二見-滝部にて
K-5 + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM
14mm 1/1600sec F5.6 ISO 250
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■定番ポイント■

 午前中なら順光かと思ったが、早すぎると面に日が回らない。でも3両編成がまともに入るポイントも見つからず、この定番ポイントでの撮影となった。面潰れだが、安定の定番ポイント。

湯玉-小串にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/640sec F5.6 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 もう一本待って9時でもまだ回り切らない。しかし、念願の広島色キハ40単行をゲットして満足。日本海キレイだなぁ。

湯玉-小串にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/640sec F5.6 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■チャリ鉄■

 車で撮ってばかりでは鉄道に貢献しないので、上の撮影ポイントの近くのパーキング(無料)に車を置いて、小串駅までチャリで移動し、そこから乗り鉄に移行。みすゞ潮彩に乗る予定だったが、一本前のキハ40に間に合ったので途中まで乗車してみた。久しぶりにキハ40に乗った気がする。ちなみに上の定番ポイントで撮影した車両で2079号機。
 降りたのは超難読駅の特牛駅。読みは「こっとい」。どこが「こ」でどこが「い」なのか説明求む(笑) 秘境駅だと思ったのに、海水浴客がやたら降りた。…え?山の中なのに??

特牛駅にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
18mm 1/160sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 トリミング,リサイズ,アンシャープマスク)

■みすゞ潮彩待ち■

 続行のみすゞ潮彩は約1時間待ちなので、逆方向の一本を駅の近くのポイントで撮影。キハ47。

特牛-阿川にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/1000sec F5.6 ISO 400
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■みすゞ潮彩■

 キハ47改みすゞ潮彩。正面にも装飾が施され、ライトとテールランプに金属板が取り付けてある。長門市側の車両は指定席で、外装だけでなく内装も大幅に変更されており、舞台では色々な出し物が披露され、売店ではメイドさんによるグッズ等の販売が行われている。
 ちなみに筆者は後ろの自由席に乗車。こちらはカラーリングはみすゞ潮彩だが、中は普通のキハ47(^^; でも、指定席の売店は利用できる。貫通扉に使われているみすゞ潮彩のロゴをあしらったストラップを購入し、鉄道に貢献。500円。
 ホーム端で撮影後、走って乗ろうとしたらチャリを運ぶのに手こずってしまい、置いていかれそうになる(^^;

特牛駅にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
135mm 1/400sec F8.0 ISO 250
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■青海島■

 普通の列車の終点は長門市駅だが、みすゞ潮彩の終点は盲腸線のようになっている仙崎駅。扱いは山陰本線の支線である。たったひと駅区間だけで、本数がめっちゃ少ないので、帰りにチャリが使えるのは便利。
 仙崎駅からは日本海で第3の大きさとなる青海島(おうみじま)に橋を通じて渡ることができる。写真の左端に写っているのがその橋で、島側が高くなっており結構な坂になっている。わたってすぐの王子公園から仙崎の街が一望できる。
 みすゞ潮彩のみすゞとはこの地出身の詩人、金子みすゞからとったもののようだ。

仙崎駅付近にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
18mm 1/640sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 +2/3EV,リサイズ,アンシャープマスク)
 こちらは青海島のそばに浮かんでいる弁天島の社。上の写真には写っていない更に左側に人工島があり、現在の弁天島は人工島と接していて渡ることができる。クラゲがいっぱい泳いでいた。

仙崎駅付近にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
18mm 1/400sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■美祢線全線運休中■

 長門市駅を過ぎ黄波戸(きわど)へ向かう途中、山陰本線と美祢線が分岐する。列車が走っているのが山陰本線で、手前の線路が美祢線。美祢線は昨年7月の豪雨による被害で全線運休中となっており、この線路には1年以上列車が走っていない。線路上に侵入を防ぐための枕木の列車止めが設置されている。復旧したら撮りに来よう。
 この頃から曇りがちになってきた。曇だとAEがいまいち。

長門市-黄波戸にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/500sec F8.0 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 +2/3EV,リサイズ,アンシャープマスク)

■黄波戸に不況の波?■

 黄波戸駅はわかりにくいところにあった。線路をくぐって今は使われていないホーム跡から入線してくるキハ40を撮影。色あせたタラコ色のキハ40だった。
 長門市駅の観光看板に黄波戸温泉というのがあり、これは好都合と思ってホテルに行ってみると倒産していた(^^; さらにもう一件の旅館に行ってみるとこちらは閉館中の札が…。あともう一軒温泉センターというのがあるようだったが、こちらはえらい山の上でチャリではとても行きたくない高さ(^^; 結局、温泉に入ることはできず、この次の列車をぼーっと待ちぼうけするはめに…。

黄波戸駅にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/400sec F7.1 ISO 200
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■キハ47+みすゞ潮彩■

 1本遅れのキハ40で小串駅まで乗車し、車までチャリで戻る。定番ポイントでのみすゞ潮彩撮影には間に合わなかったものの、小串駅で乗ってきた列車と交換したみすゞ潮彩は4両編成だった! これは撮らねばと4両入りそうなポイントへと急ぐ。駆け込みでなんとか間に合ったと思ったのもつかの間、チャリで移動時に珍しくリュックにしまったカメラは、汗のせいで曇ってしまっていた…。痛恨のミスショット!
 まぁ、この前のみすゞ潮彩が先頭になる上り列車を撮れなかった時点で負けていた試合だったが。ええ、時刻表見て行動してないんです(^^;
 がっかりしながら滝部温泉に行くと、ヌルヌルのよい泉質で、素敵な露天風呂! これで気分も晴れやかに!と喜んだのだが、露天風呂には大量の蚊がいて風呂どころではなかった。がっ蚊り気分で、道の駅蛍街道西ノ市で車中泊。

滝部-長門二見にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
48mm 1/100sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

2011.08.12(Fri)

■山陽山陰分岐点■

 昨日の夜に鳥取を立ち、中国道をひた走って下関までやってきた。今回はお盆休みを利用して山口県山陰本線の旅。まず旅の始まりは山陽本線と山陰本線の分岐点からはじめよう。
 ポイントに着いたらやってきたEF210の貨物。さすがに山陽本線の貨物は長大編成だなぁ。半分以上空コキだったが(^^;

幡生-新下関にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/400sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)
 真ん中が単線の山陰本線で、両側が山陽本線に挟まれている。山陽本線は電化されているが、山陰本線は非電化。写真の奥で山陽本線の上り線(写真だと上の線路)を山陰本線がくぐる形で分岐している。
 山口県内の山陰本線はほとんどがこの広島色である。車両は鳥取で見られるのと同じキハ47だが、色が違うと印象がかなり異なる。

幡生-綾羅木にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/640sec F5.6 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■九州っぽい■

 山口県の風景はなんとなく九州っぽい。鳴いてる蝉もクマゼミで、明るい広島色と相まって、山陰本線というイメージとなんか違う。2両ともトイレ付きの車両だ。
 たまたま国道を外れてポイントを探していたら列車が来て、慌ただしく撮影。…相変わらず時刻表を持っている意味が無い(^^;

吉見-福江にて
K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
24mm 1/400sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■信号線の電柱すらない■

 景色がいいので、撮影ポイントを探しているとすぐに引っかかってしまう。ほぼ各駅停車のような北上っぷり(^^; 下関-長門市間は比較的列車の本数が多いのが救いだ。
 こちらのキハ47はドアがボタン開閉式に改造されている点では鳥取と同じだが、サイドにLED式の行先表示が追加されて、おでこの幕は「普通」となっている。鳥取ではおでこが行先表示。
 穂が出て花が咲いた稲が風に揺れていた。

黒井村-梅ヶ峠にて
K-5 + FA31mm F1.8AL Limited
31mm 1/500sec F6.3 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■みすゞ潮彩■

 キハ47を改造したみすゞ潮彩は、特急の設定がないこの区間では一番のスターだ。海水浴場の横をカラフルなみすゞ潮彩が駆け抜けていく。
 夏の日本海は一般的に思われているイメージと違って、とっても青くて美しい。国道付近からだと午後は逆光になるので、釣り人や素人密猟者(笑)のいる海の岩場で撮影。場違い感が半端ない(^^;

湯玉-小串にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/800sec F6.3 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■南国■

 同じ岩場から反対方向を望む。まるで指宿枕崎線のような風景。いや、知らんけど(笑) 少なくとも山陰本線というよりは説得力がある。

小串-湯玉にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/800sec F7.1 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■おお!キハ40!■

 上の写真から3時間ほど経過。夕方なら正面にも日が回るかと思って川棚温泉を堪能してきた。ちょっと予定よりも早くポイントに戻ってきたら、みすゞ潮彩の一本前の列車に間に合った。
 キハ40首都圏色の単行!おお、こんなのもいるのか!これの正面が撮れていたらみすゞ潮彩よりも嬉しかったかもしれない(^^;
 また時刻表を見間違って、上りを撮りそこねたので、折り返してきたところを後撃ち。

湯玉-小串にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/800sec F5.6 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■今日の本命■

 一応今日の一番の本命。日が回りきらなかったか…。みすゞ潮彩。

小串-湯玉にて
K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
43mm 1/800sec F5.6 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)

■今日のラストショット■

 みすゞ潮彩の返しを夕日と絡めようとしたが、思ったよりも日が傾かなかったという(^^; でも夕方っぽくていい感じに撮れた。例によってシャドウ補正全開。

湯玉-小串にて
K-5 + DA 21mm F3.2AL Limited
21mm 1/320sec F8.0 ISO 160
JPEG(SilkypixDSP 5.0 リサイズ,アンシャープマスク)